景気低迷と、罵詈雑言を楽しむ北の勘吉。

　今年のケーキは高いぞ！某菓子店の社長が嘆いていた。小麦粉もバターも高騰し、しかも問屋からものが入らないそう。パッケージもビニール包装紙も石油原油高のあおりで、商品の値段に反映して、7、8パーセント高。店内を見ると、おいおい120円のいちご大福が170円に。なんということ、別に甘党でないけど、こりゃ大変だわ。「○○さん、今年もよろしく」と店を後にしょうとするぼくに店主の声。そりゃ、断れないんだわ。一時間後にカラオケ屋のマスターと出会い、店閉じるんだと報告。消防を退職して店を始めたけど、一年で店を閉めることに。「飲み屋は甘くないね」とぽつり。と、突然携帯が鳴って「何やってんだ、そこまで権限はあたえてないぞ」と、宮仕え先の最高責任者から、罵詈雑言にちかいお電話、じっと耐えること五分。「えー、そこまで言う、はやみゆう」ってなもんだわ。「へっ、おれは№2でないかい？」
　社にもどると、言いすぎを後悔したのか、猫なで声で言い寄ってくんな。そこまで言ったんなら信念を貫け！おれは打たれづよいんだから。まあ、すこし言い方に気をつけてねと胸のうちで。なんか、罵倒されるってけっこう楽しいよ。さあ、風呂に入るわ。

現在78.1キロ。冬眠準備完了。

もの言わざるは腹ふくるる。、、ものたいして食ってないのに太る。78.8キロ。ふーん、よくおがったじゃん。おがるという言葉は、成長した、太ったっていう意味です。最近、首がなくなってきたねと言われた。へーだ、窓際の熟年男じゃあるまいし、オレの辞書にクビという言葉はないべや。
　ウエストは見るも無残なひょっとこ梨腹で、これが若かりし頃「逆三のヘラクレス」といわれた男か？バンドが下腹部にずれ落ちる今日この頃だわ。
　というわけで、減量することにしましたよ。ドラム缶のような体型では、今の時期坂道で転んだりしょうものなら、ほんとどこまでも転がりいくぞ。ビール控えて焼酎に、夜中の飲み食い禁、腹筋、背筋、散歩のノルマでどうだ。ちょつと待つてや。いま体重量ったら79.1キロ。まずいだろう、朝より300グラム増えている。300×30日＝9000グラム、えっ、あと1月で9キロ増えて88.1キロ。あと2月で97.1キロ。さあ、どうなるでしょう。目標！年末まで5キロ減。

雪とオタクと、かまくら生活。

　朝、小雪が散らついてようやく雪景色になった。かまくらじゃないけど、雪が積もると暖かく感じるんだよね。これから三月まで長い冬の始まり。
　こちらはスキー、スケートというイメージだろうけど、どちらも一般の人はあまりやらない。地元のスキー場は本当に好きな人が滑るコースで、リゾートとは無縁。スケートも小学校にリンクが張っている程度で。ぼく？スキーもスケートもそこそこ滑れるよ。まあ冬場の凍てつく道路はスケートリンクのようになるからね。凍結路面を歩くには、筋肉の使い方がちよっと違うんだわ。
　冬場の楽しみは色々あるけど、寒いから皆んなオタク系のリズムになるんでないかい。札幌あたりはすっかり本州と変わらない都市のリズムになってるのだろうけど、ひとたび辺地に出ると、地吹雪と雪に埋もれた民家のイメージ、「北の国から」に出てくる風景がそこかしこ見られるわ。
　「でっかいどー、ほっかいどー」って言葉、聞いたことある？

青年よ、礼節を知れ。すべてはそこからだ。

きのう、某顧客のところで信じがたい話を聞いた。顧客の店の前の交差点で軽自動車同士の衝突事故があった。衝突を目撃した顧客は次の瞬間、あ然としたそう。衝突した一方の助手席から若い女の子が降りてきたと思ったら、いきなり相手側の運転していた若い女性を殴ったというのだ。「うそでしょ？」と聞くと本当だという。殴った女の子は、やがて来たパトカーに乗せられていったという。最近は友人の娘も母親にむかって手をだして困っていると相談されるんだわと語る。
　以前、右折、左折でぼくを怒鳴りちらした女の子は例外だと思っていたけど、違うみたい。会社の近くの看護学校の生徒が運転席から空き缶を捨てるのを見て「こら、ぼけ。どこに捨ててるんだ、拾え」と怒鳴ってやったことがあったが、若い女の子は一瞬ぽかんとして、ぶつぶつ言いながら拾っていたこともあった。「いまの若い子、普通と思ったらこわいんだわ」と顧客。会社でもおとなしい先輩にふざけてとび蹴りをする若い衆に天誅をくだしてやったが、どうもなぜ怒られるか理解していないわ。
　悪いことをしても、とぼける世の偉い奴らがそんな風潮を助長していないかい？

遊び呆けてたら、師走だった。と、気づく。

　タラモどうした、そこから刺してこい。17歳は一度だけだぞ。
へん、勝ったのは必殺仕事人、岩田だった。インタビューで涙ぐんでたけど、競馬界もいろいろあるんだね。まあ、そういう訳で今週も負けました。
　会社にいくとぺリエの単勝買ってた○君が悔しがってた。この○君、競馬では伝説もっててダービーで150万儲けたり、100万単位で3回くらいとっている男。負けても懲りない。「金なんていらない、嫁さんがほしい」と、つねづねうそぶいている。今まで大きな失恋2回。阿寒の湖にあぶない旅に出たり、女性を追ってオーストラリアに赴いたり、失恋の後遺症はとてつもなくでかいんだわ。同時に、長ーい鬱に入るから、慰めるのも手間がかかる。42歳、あーあ、日本のどこかに、彼を待ってる人がいないかしら？
　さあ、もう師走だね、仕事も三倍くらい忙しくなるし、きっちりアルコールいれてがんばりますわ。

日曜の朝、一攫千金を夢見る北の勘吉。

秋晴れというか、初冬晴れ。よく眠れなくて2時から起きている。きょうの競馬はジャパンカップ。自慢じゃないけど、一回も獲ったことのないレース。いつの間にか1着賞金も2億5千万。勝てば秒給176万。「馬に小判だ、誰が賞金出してると思ってるんだ」まあ、別におれの小銭張りじゃ足しにもならんけど。
　でもって、本命は17歳のタラモ騎手が乗るアルティストロワイヤル。王室の芸術家って意味なんだって。今年はゴルフの王子様も出たことだし、今回は競馬の王子様の誕生だ。で8からメイショウサムソンへの8－10、ウオッカの8－11、ペリエがこわいので8－2、超大穴でヘイハルバル、ローマ教皇の教書って意味らしく王子と教皇が合体して8－7。男らしく馬単で。3連単は8を1着固定の10、11、2、7の4頭へ。「タラモ、ゴール前でサムソンとウオッカをまとめて刺せ」15時30分には百万長者だ！じゃ、また。

最小単位で馬券に興じる北の親父。その結末は？

きのう競馬あるの知らないでいたら、同僚に教えてもらって東京11レース投票。何、買ったかって？1番人気エアシェイディの複勝。車のラジオで聞いたら、案の定、届かずの2着。とった！いくら買ったか、分かりますか？100円です。で、20円の儲け。渋いでしょう。99円の端数に1円上乗せして100円にするための、手馴れたプロの方法論です。「この、しみったれ」
　でもって、きようは朝6時に新聞買って競馬欄のぞき、ちよっと考えてジャパンカップダートは武豊のヴァーミリアン。7から生徒会という意味らしいステューデントカウンシルへ7－2、あっと驚く酒神へ7－1の馬単。あと7－2－1、7－1－2の3連単。えっ、いくら買うかって？やぼなことは聞かないで下さい。では、グッドラック。

焼き餅やきの中年男性。

勤労感謝の日か。「勤労に感謝して、何で休みになるんだよ」って前から思ってます。今日休みの人は勤労感謝にならんべや。ぼくの会社祝日休みでないんだよね。まあ、休んでも、酒、博打とろくな事しないから、働いていたほうがいいかも。三連休の皆さん、ゆっくり休んで下さい。
　きのうから「白い恋人」発売再開、よかったね。コマーシャルも昔から見てると色んなバージョンがあってね。コマーシャルソングのフレーズとともに、若い頃の郷愁をよびおこす不思議なお菓子なんだわ。まあ、ぼくはたまに食べる程度だけど。
　いま、ストーブで餅焼いて、食ってます。朝飯代わりに餅食べている人、日本で何人いるんだろう？おれ一人ってことはないわな。多分、奥さんがまだ寝てて何も作れず、餅でも食うかっていう中年の男性だろうな。

窓硝子から、おかゆに至るまで。

外気と室内の温度差で、窓硝子に水滴が付くようになる。寒さがもっと厳しくなると硝子に氷となり結露として張り付く。雪の降り積もらない今の時期が、実は一番寒さを感じるのがこの地だ。
　隙間だらけの住宅にほとんどの人が住んでいた半世紀近く前には、人の寝息で布団が霜状に凍った。
　というわけで、インフルエンザが周囲に蔓延しています。ぼくの感じでは、風邪をひく人には共通点があります。運動をしない、真面目な人、酒をあまりたしなまない人、煙草を吸わない人。酒、煙草をやる人があまり風邪でダウンしているのを見たことがない。ぼくの周りですけど。
　きのうはニ日酔い気味で。こういうときだけ「酒を断つ」「たばこは犬にでも食われろ」と思ったりもするけど、気ついたらビール飲みながらサッカー見てたわ。起きると胃の調子いまいちで、おかゆすすり。さあ、会社に行くわ。

民間と公をつなぐ一杯の酒をめぐる酔漢の書き込み。

うぃー酔払ちゃったわ。朝野球の納会になぜか来賓として出席。なんか勘違いした市のお偉いさんが、次から次と酌をしにくるんだわ。「おれはそんな人間じゃない」って胸のうちで言っても分からないんだわ、あの人たち。
　だからオレは社長代理って言ってるべや！名刺交換はいい「遠慮する」っていう心持ちが分んないかな？市の同級生が遠目から笑ってたわ。
　でも10何年振りで会った市の奴らは皆んな肩書きが重かったわ。教育部長に市議会議長。そして、おれの後輩の某国会議員秘書。あまり語らなかったけど、すこし話したら分かる。だから言ってるべや、あいつが悪いとか、あの会社がどうのこうのだとか、知りもしないのに、言うなって。偏差値優等生のマスコミさん。乾杯終わって、けっこうウマがあった人、ライバル会社のトップだった。と、いうこともある。ある。ないか？
ああ、何となく楽しかった、こんな日もあるべ。