弁護士のカフェタイム-相模原法律事務所

弁護士法人相模原法律事務所(弁護士伊藤信吾)が送る
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思惑入り乱れ-相模原3つの法定合併協議会

2005-02-04 12:26:02 | 相模原って?
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相模原市で3つの法定合併協議会がスタートするとか・・・

相模原市+藤野町 の 一市一町
相模原市+津久井町+相模湖町 の 一市二町
相模原市+津久井町+相模湖町+城山町 の 一市三町

うーん。住民にはわかりにくい。
3月の合併特例期限内に合併させたい 相模原、津久井、相模湖 と
じっくり検討の城山 との違いがこうさせています。

3つの法定合併協議会は、構成メンバーがほぼ同じになるとすると
議論も3回、出席も3回で、各委員のみなさんもげんなりでしょうねえ。

相模原市は、住民説明会を開催する意向ですが、市役所のみなさんも
本当に振り回されて大変だろうなあ・・

俺のマニフェストを聞け!-ローカル・マニフェスト推進首長連盟

2005-02-04 07:11:24 | 法律うわさ話
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 朝日新聞4日朝刊によると、2月4日全国の知事や市町村長ら170人によって、ローカル・マニフェスト推進首長連盟が結成されます。

 相模原市長選挙でも、3候補が入り乱れましたが、いずれも「マニフェスト」と言えるほど完全な数値目標を示した候補はいませんでした。

 従来の公約とマニフェストの違いは、この「数値目標」という客観性にあると思っています。
 ところが、地方選挙では、現職候補と新候補では、情報量の差が現職の方が圧倒的で、なかなか有効なマニフェストが対立候補の方で作成できない傾向があります。

 また、現状では地方の自己財源は不十分で具体的な数値目標を示しにくいとも言われます。
 さらに、公職選挙法は国政選挙以外は選挙期間中のパンフレットの配布を認めていないため、候補者がマニフェストを浸透させる方法がないと言われます。

 加えて「作りっぱなし」で、これをチェックする仕組みはどこにあるのか?という疑問もあります。

 私は、ローカルマニフェストを浸透させるためには、候補者もそうですが、市民側の意識の高まるが必要だと思っています。

 極端な話、市民側がまず自らの手でマニフェストを作り、それを応援してくれる候補者は誰なのかということを問い、それを公表するという手法を繰り返すことにより、選挙を「人中心の選挙」から「政策中心の選挙」へと変えるきっかけになるのではないかと思います。

 ・・・なんて、難しいかなあ。地方選挙になればなるほど、「人」の選挙だからねえ。

騙す少年-少年の詐欺事件増加(警視庁)

2005-02-04 06:54:25 | 弁護士どたばた始末記
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 少年事件のうち、知能犯では、詐欺が1077人で全体の8割を超えたとの統計が警視庁より発表されました。最も多かったのは無銭飲食・無賃乗車の630人でした。このほか、「譲渡目的での口座開設」「架空請求詐欺」が含まれる「その他詐欺」が前年の4倍の240人、通貨などの偽造事件が108人に上ったとのことです。

 伺われるのは、少年の規範意識の軽さです。
 人を殴る等の暴行行為に比べて、詐欺事件に対する罪の意識が希薄化しているようです。
 なんとも「ゲーム感覚」の事件が多いと思われます。
 また、少年事件の詐欺事件は、一人で行われるより、集団でゲーム的に行われる例も多いと思われます。実際、振り込め詐欺は組織的に行われています。
 そこには、大人たちに利用される少年という犯罪像が浮かび上がります。

 インターネット社会の匿名性も詐欺を増長していると思われます。