弁護士のカフェタイム-相模原法律事務所

弁護士法人相模原法律事務所(弁護士伊藤信吾)が送る
最新の法律情報です。地域の楽しい情報も提供しています。

支部サミット予告 - 弁護士法人相模原法律事務所

2007-10-26 08:53:26 | 自分を守る!法律知識
 12月8日に相模原市内で開催される首都圏支部サミットちらしを製作しました。

 裁判員裁判を模して裁判官3人を中心に9人のイラストを入れ込みました。

 今年の相模原支部の一大事業です。支部会員が総出で,寸劇を行います。  
 皆さんのご参加をお待ちしています。






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司法書士会との研修・懇親会-弁護士法人相模原法律事務所

2007-10-24 22:36:21 | 自分を守る!法律知識
 本日,相模原において,弁護士会と司法書士会との研修懇親会が開催されました。司法書士の先生から,中間省略登記についてのお話をお伺いして,其の後,大善にて懇親会をしました。

 懇親会の中で,新人司法書士として紹介されたのが1名だったのに対し,弁護士会は5~6名紹介されていました。

 やっぱり,これからは弁護士過剰時代になるのでしょうね。 

関東学院大学の新司法試験合格祝賀会に参加しました。~弁護士法人相模原法律事務所

2007-10-21 21:40:27 | 自分を守る!法律知識
 関東学院大学の新司法試験合格祝賀会に参加しました。

 挨拶を求められ,四苦八苦でしたが,これからの弁護士像について
持論を述べさせていただきました。

 弁護士増員時代を迎えて,これからは,大変な時代です。

 ただ,我々は,お金のために弁護士を選んだわけではありません。

 世の中の公平性,青臭い正義感,自分の使命感・・そういったものが
我々の生き方の基準であるはずです。

 司法改革の正当性はそこにあります。そういった人材が次々に輩出する
そんな試験であって欲しいと思います。

 本日,若い合格者を見ていて,真の意味で我々に,我々の想いに
加わって欲しいな・・・と思いました。






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裁判官の評価アンケート - 弁護士法人相模原法律事務所

2007-10-18 07:23:37 | 自分を守る!法律知識
 裁判官の任命は,最高裁判所が指名した者の名簿によって内閣が行うこととなっています。
 しかしながら,その人事評価については,外部には全く不透明でした。

 そこで,裁判官の任命手続に関し,司法制度改革審議会意見は,「最高裁判所に,その諮問を受け,(下級裁判所裁判官として)指名されるべき適任者を選考し,その結果を意見として述べる機関を設置すべきである。」と提言しています。

 そこで,最高裁判所では,審議会意見の趣旨を踏まえ,裁判所外の委員を多数含む一般規則制定諮問委員会における審議・答申を得て,指名過程の透明性を高め,国民の意見を反映させるため,最高裁判所に下級裁判官指名諮問委員会が設置されるに至りました。

下級裁判官指名諮問委員会
http://www.courts.go.jp/saikosai/about/iinkai/kakyusaibansyo/index.html

 横浜弁護士会でも,指名諮問委員会に対する情報として,現在,アンケートを集めています。
 しかしなかなか,通数が集まらないのが現状です。

 弁護士の中に,告げ口・陰口みたいなことを嫌う雰囲気があるからかもしれません。
 しかし,マイナス情報ばかりではなく,プラス情報でも良いのだから,もっと我々自身が,意識をもって,多数の裁判官の評価をあげるべきなのでしょう。
 
 制度の実効性を確保するためにも。







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ボランティアとは - 弁護私法人相模原法律事務所

2007-10-16 10:13:53 | 自分を守る!法律知識
 9月14日(日),さがみはら市民活動サポートセンターの設立5周年を祈念してせんだい・みやぎNPOセンター代表理事,加藤哲夫さんをお招きした講演会を開催しました。

 加藤さんのお話に寄りますと,公務員等にセミナーをやって疑問点をあげさせると,必ず以下の2点が出てくるそうです。

①何故,そんなに社会奉仕がしたいかわからない。
②ボランティアなのにお金が必要なのは何故か?怪しくないか。

 すなわち,役所は,ボランティア = 無報酬で社会や他人に奉仕したがっている人たちと考えていることがあります。

 かように聞かれると,答えに窮する面があります。
 加藤さんのお話によりますと,そういう人に焦点を当てた答え方ではなくて,ボランティアをすることで,何を解決しようとしているのかという,その向かっている方向に視点があたるような答え方をする必要があるそうです。

 すなわち,ボランティアとは市民に自発的な問題解決行動であって,その組織がNPOであるという様に答えるべきであるとのことです。

 人に聞かれたときに,「いやあ,ボランティアですから」と答えるに留めるのは,日本人の奥ゆかしさかもしれませんが,確かに加藤さんの言うとおりかもしれません。






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被告人の演技力が量刑に影響?-弁護士法人相模原法律事務所

2007-10-12 08:58:05 | 自分を守る!法律知識
産経新聞の報道によると(平成19年10月12日)今年に入って全国35カ所で行われた模擬裁判員裁判で,起訴事実は最高裁が作成した同一シナリオで証拠もほぼ同じであるにもかかわらず判決が懲役16年から無期懲役まで開きがあることが、最高裁のまとめで分かったそうです。

 最高裁は,ばらつきについて「被告役、証人役の演技力に差がある」などの点を挙げて「ある意味当然」としているそうです。

 演技力で差が付く・・・ということは,裁判員裁判では,被告・証人のキャラクターや演技力で,やはり現実の量刑に相当影響があるということなのでしょうか。

 いや,被告人だけではなくて,弁護人の演技力も必要になるということでしょうか?

 法律家としての能力ではなくて,俳優としての能力まで問われるとすると,全く仕事のあり方が変わってきます。






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下流弁護士とは-弁護士法人相模原法律事務所

2007-10-11 23:57:02 | 自分を守る!法律知識
 下流弁護士の大量発生の闇 という特集記事が,SPAに掲載されていました。
 年間合格者3000人時代を控えて,弁護士事務所の就職難の状況にあるからです。

 私が弁護士になったころは,合格者500人の時代でしたから,就職難どころか,売り手市場でした。

 弁護士が就職できないというのは,社会的な問題だと思います。

 小泉革命は,世の中にあまねく競争原理を導入して,自助努力に任せる社会を作ろうとしました。
 
 弁護士も,自助努力で,生き残る弁護士,ダメな弁護士に別れていくわけです。
 それが,いいことかどうか。

 弁護士は,いつでもお金よりも,使命感を重視してきた職業です。

 武士はくわねど・・・の世界でした。
 
 やっぱり国民全体が議論をする必要があると思います。






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弁護士は弁護士大増員に大反対!

2007-10-07 14:35:39 | 自分を守る!法律知識
 有志の弁護士グループが全国の弁護士を対象に行ったアンケート調査によると,弁護士人口の増加について、9割近くが「必要ない」と考えているようです(10月6日時事通信)
 政府は2010年をめどに司法試験合格者を年間約3000人に増やすとしていますが、86.6%がこの大増員を「不必要」と回答し,69.5%が国民生活に悪い影響を与えると答えたそうです。
 
 弁護士が弁護士増員に反対すると,なにか既得権益を守ろうとしているかのように誤解されます。

 しかしながら,アンケートにもあるように,弁護士の大増員はこの日本の社会において必要かどうか果たして疑問です。

 弁護士が,食っていけずに「金のため」に仕事をするようになったら,そんな弁護士ばかり回りに増えていったら・・・そう考えると,そんな世の中に不安を感じます。







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業務改革シンポの第1分科会に出ております。

2007-10-05 15:21:12 | 弁護士どたばた始末記
 リアルタイム中継ではないのですが,今,業務改革シンポ第1分科会に出ています。モバイルで投稿しています。

 この分科会では,小規模事務所の人事戦略と題して,勤務弁護士採用のノウハウをパネルディスカッション形式で話しをしております。
 
 当事務所は,すでに弁護士5人体制ですが,話しの中で適正な弁護士の人数は4~5人ではないかという話しが出ており,当事務所程度が一番やりやすいのかもしれないと思いました。

 新人弁護士を採用すると,「人を教えることで自分の勉強になる。自分の仕事に対する意識や姿勢が変わった。人の上に立つのは責任が生じる。模範にならなければという意識を持つだけでもプラスになっている。事件処理の幅が広がった。」などの意見が出されています。

 反面,「弁護士が複数になった場合の相談室が問題。相談室間の音漏れが気になる。となりの相談室の声が聞こえない相談室が欲しい。」などの意見が出ています。

 新人弁護士を採用する時の,採用のポイントとしては,誠実さや協調性がある人。事務員と円満な関係を持っていくことが大切などという意見がありました。

 なお,当事務所は,弁護士と事務員が大部屋で一緒になっています。10年くらい前は珍しい形態だったと思いますが,本日のシンポジウムでは,そのような事務所も多いようです。機能面からすれば,一緒の方が色々と便利だと新ためて思いました。







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業務改革シンポに参加

2007-10-05 11:47:22 | 弁護士どたばた始末記
 札幌の第15回業務改革シンポに参加しています。

 札幌は寒いと思いましたが,昼間はそれほどでもないですね。

 本年は,事務所を!私を!ステップアップ~新しい時代の期待に応えて~と題して,「小規模事務所の人事戦略」「華麗なるキャリアプラン」「弁護士を活用した自治体法務のあり方」等の分科会があります。

 午後からどれにでようか考えています。
 
 仲間の副会長は,まだ札幌に到着していません。







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