ちび玉兄弟から

津島市民文化会館で南條一座の公演があった
近くの友人から「 チケットがあるから行かない 」と誘われ
誰の公演なのかも、知らないまま出掛けた　

南條一座公演とあった
「南條一座？　あまり知らないけど～」と私　
「ちび玉兄弟って、以前にテレビによく出ていたでしょ～」
「・・・・？」

話してるうちに、おぼろげながら、思い出してきた
「お父さんにしかられて泣きながら舞台の練習をしてた兄弟のこと？」
「そうだよ！今、コマーシャルにも時々出てるよ」
な～んとなく、回線がつながった　

当時、小学生だったちび玉は、美形の１９歳に　
名前も、ちび玉　⇒　スーパー兄弟

座長は、兄弟の父親の　”南條　隆”
時代劇で、親子の情をお芝居にした感動的な公演だった

大衆演劇といって、全国を巡業してまわる一座
ドサまわりと馬鹿にされて、辛い時もあったとか・・・
沖縄公演を無事に済ませて、この津島の地に　

私たちは、時間の都合で、途中退場してしまったので
スーパー兄弟の ”女形”への変身は見ることが出来なかった　

会場の中で、二つぐらい離れた席に
どこかで会ったことのある人が、座っていた　
「どこで会った人かな？　Ｋ会社の人ではない、近所の人ではない」
気になりながら、消去法で、いろいろ考えてみた
「そうだ！　パソコン教室の生徒さんだ」　やっと思い出せた

夜間担当の　”さち”は、昼の部にお邪魔することがあった
「昼の生徒さんだ～」、やっと私の頭の中の回線がつながった
最近、回線がつながるのに時間がかかる　

席を立つときに、目が合ったので軽く会釈をしたが
相手の人も、分からなかったみたい～　
それで、なんとなくホッとした～　・・・が

お芝居などで刺激を受けた今日のひとときに感謝しながら
これからも、もっと刺激のある行動を・・・