深夜のライブ音楽番組MBC『音楽の旅ラララ』が27日の放送を最後に2年余りの音楽の旅を終えて退場した。 大勢の人々は惜しんでいる。
大衆文化の生命力はかなりの部分の変化から出てくるという点で、『音楽の旅ラララ』の廃止は、『ミュージックバンク』『音楽中心』『人気歌謡』の廃止よりも大切に扱わなければならないかもしれない。
これらの1つを廃止しても同様の放送が2つ以上ありますが、'ラララ'は、差別化された音楽番組だからだ。
'ラララ'は『ユヒヨルのスケッチブック』『キムジョンウンのチョコレート』などとも違っていた。 観客の拍手音がない、歌手と演奏者だけの静かな空間である。
'ラララ'は、ミュージシャンたちが最も快適さを感じる空間である録音スタジオ、つまりスタジオの環境を最大限に提供しようと努力した。
『音楽』と『音』に忠実な目新しいフォーマットの録音システムのライブ番組といえる。 地上波では歌手の声の小さな震えも追従して出す音の環境が構築されているのは'ラララ'だけだった。
良質のライブ音楽を聴かせるのに最適な状態を維持するため、このところ実力のあるミュージシャンたちが好むのは当然だった。
だから音楽ファンだけでなく、音楽に携わる人たちが『音楽の旅ラララ』の退場を非常に惜しんでいる。
其れだけでなく、セッションまで頻繁に画面分割方式で微細な動きや表情まで見せてくれる音楽番組を見ましたか?
華やかでビジュアルな舞台の要素を削除して製作コストを削減し、音楽に没頭できる小さな舞台でクオリティを高めた。 深夜放送だから、広告がたくさん入って来るのは容易ではない。
だから一回当たりの制作費は1万ウォン台以下に下げることもした。
'ラララ'でのトークは完全に音楽中心だった。
進行者が序盤キム・グラ、ユン・ジョンシン、キム・クッジン、シン・ジョンファンとジャン・ユンジュン、ユン・ゴンなどでキム・チャンワンで切り替えながら、音楽的深みを増していた。 キム・チャンワンの進行があまりにも静かだという反応もあったが、大先輩の立場から後輩に鋭利しながらも、寛容な視線を維持している深夜のライブ音楽番組に良く調和した。
'ラララ'は、インディバンドやミュージシャンに限らず、音楽的に新たなコミュニケーションの場となる場合はどのような歌手でも出演の扉を開けておいた。 ブロコルリでさえ、グクカステン、才の男の子、窈窕などのインディー歌手とシン・スンフン、ケイウィル、チョグ、パク・ジョンヒョン、Bobby Kimなどの歌唱力を持った歌手、クラシックのリチャード・ヨンジェオニールとジャズのナ・ユンソン、さらに少女時代、カラ、スーパージュニアなどアイドル歌手まで幅広いジャンルの音楽を手掛けてきた。
2008年11月26日初放送を皮切りに、2年余りの間、イ・スンヨル、イ・ソラ、イ・スンファン、チョ・ギュチャン、ユ・ヒヨルなどの大衆音楽界をリードしてきたミュージシャン達をはじめ、ブロッコリー、ノマジョなどインディバンドたちの音楽まで、、シン・ジュンヒョンの息子の3兄弟シンデチョル&ソウル電子音楽団の演奏とインディーズバンドのアイドルグループの風変わりなジョイントステージも記憶に残る。
一方、この日最後の日ではワンダーガールズの『Nobody』をロックバージョンでリメイクして爆発的な呼応を受けた。
イ・スンヨルの舞台とイ・ソラ&チョ・ギュチャンのデュエット、スーパージュニアと少女時代のジョイントステージ、長期と顔たち&クナムとライディングステラ、キム・ジャンフン&ユ・ヒヨル、シンデチョル&ソウル電子音楽団、イ・スンファン、イ・ウンミ、春夏秋冬&キム・チャンワンなど、これまで好評を博した舞台がハイライトで放送された。