SACHILOG

美しい風景を中心に、陶芸、旅、美味しいものなどの記録です。

日日食堂

2021-07-04 22:38:55 | ____和食
前から評判を聞いて行ってみたいと思っていた大磯の日日食堂に行きました。


大磯駅から、徒歩で15分ほど。

結構歩くな~...と思った頃に着きました。


工場を改装して作られたというこちらの店内は、ものすご~く広く、そこに、お客さんは、我々を含めて二組だけしかいませんでした。


贅沢~☆
(感染リスクは、ほぼゼロかと...)

メニューは、コースのみです。

ヤングコーンの焼きびたしとわらび、おかひじきの煮浸し

この上品なお味に感動~!
この後のお料理に、更に期待が高まりました!

新じゃが塩きんぴら/菊花かぶ/さつま芋、黒豆、胡桃、金柑の密煮の入った白和え

食感の組み合わせや、塩きんぴらの実山椒と赤山椒のダブル使い、黒胡椒をきかせた白和えの具材の組み合わせなど、素晴らしいセンスだと思いました。

太刀魚の竜田揚げ/大根の揚げ出し/牛蒡の甘辛揚げ

しっとりとした竜田揚げ、揚げ出しも牛蒡もとても上品。

お料理があまりに美味しいので、とっても久しぶりにお酒を頂きました。



最近全く飲まないので、アルコールを感じるものは、むしろ飲みたくないという心境なのですが、このお酒は、アルコール度数が低いので、とても飲みやすく、お食事とも合いました。

新玉ねぎのポタージュをかけた茶碗蒸し

絶品♡

お刺身(あいなめ、金目鯛、くろむつの炙り) ルッコラの花芽

少し前に、「久しぶりにお刺身を頂くか!」と近所のスーパーでお刺身を買ったら、とっても残念なことになり、それ以来お刺身は避けていましたが、やはり、プロの仕事は違いますね。旨味、食感、全てにおいて美味しく、日本酒とも合いました。

この中に入っているのは...


金目鯛のすき身や野菜を炊き込んだお焼き

お焼きも日日食堂さんの手にかかると、とても上品になりました。

その後、揚げ物を作っている音が、水琴窟のようにきれいだな~...と思っていたら、

出てきたものは、大山鶏とズッキーニのフライとプロッコリー、インゲン、アスパラガス

鶏独特の臭みは全くなし。サクッとした食感も良く、とっても美味しかったです♡

お食事は、とうもろこしと新たまねぎのご飯 湯がいた春菊添え/おすまし/胡瓜、ラディッシュのこぼれ梅のお漬物


デザートは、大納言の寒天寄せ 実山椒のはちみつ漬け



素晴らしい満足感で終わりました。


季節の食材を使って一品一品丁寧に作られたお料理を丁寧に説明してくださいましたので、食に関心のある我々は、かなり前のめりの姿勢で説明に聞き入り、そのお味を各自味わいながら頂くので、結果的に、ほぼ黙食に近い形になるほど...
(そういう意味でも、感染リスクは、ほぼゼロ...)

大好きな実山椒が甘味と組み合わせられていたり、

美味しいだけではなく、とても勉強になりました。


いや~...もう~...本当に、本当に、美味しかった!!

そして、更に驚いたのが、そのお値段。

テーブルに、夜のコースは、3500円(3850円だったかも…)と5500円とあったので、私たちが頂いているのは、5500円のコースだと思っていたら、なんと、3850円のコースだったのです。
(外に出て看板を見てみると、その日の夜は、3850円のコース一本のようでしたが、今は、3850円と5500円の2種類のようです。)

このクオリティーで、このお値段ということに状況が呑み込めなくなって、一人当たりの精算額を友達が言ったときに、みんなで、「計算間違っていない?」と言ってしまったくらいに驚きました。

コロナになって、すっかり外食しなくなりましたが、コロナ前に行ったお店を含めても、こちらのお店は、私の中で、1、2を争うくらいのお店となりました。

大磯は、ちょっと遠いけれど、また必ず伺いたいと思っています♡


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