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積読拾読(芥川賞と岩手編)

2021-07-20 | 
『氷柱の声』は先週発表された芥川賞の候補作
珍しく積読どころか買ってきてすぐ読んだ
東日本大震災から10年
自分の震災をめぐる発言や行動や態度は果たして正しかったのか
多くの人が自問自答したり、反省したり、申し訳なく感じたり、逃げてたなと思ったりしてきたと思う
これはそんな様々なもやもやした思いをまるっと受け止めてくれるような小説だった

『おらおらでひとりいぐも』は第158回芥川賞受賞作
これは時々(というか半分くらい)方言で書かれた町田康の小説みたいだなと思ったら
解説が町田先生だった
東北出身者じゃないと読みずらいのだろうか
桃子さんの老いの姿は将来の自分かも知れないが嫌な感じもしない
かといって全然楽しみでもないし、なるようにしかならないんだろうな
なんて思いながら私は普段夕飯に米を食べないのに炊き立てだったんで
ちょっと「食べらさった」のだった(桃子さん曰く「受け身使役自発」)
映画も見てみたい

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