横浜・池辺農園の秘密(旧中山農園の秘密)

横浜市都筑区にある農業体験ファーム中山農園が閉園したため、有志でやっている池辺農園での野菜作りなどを紹介しています。

日本酒「飛露喜」;その2、試し飲み

2024-07-03 14:07:58 | 日本酒探偵団
●昨日、横浜駅前の飲み屋さんで飛露喜を味わってきた。
店頭で飛露喜があるか確認すると
「今、残っているのはこれだけなんですけど・・・」
と6割ほど入った吟醸酒の一升瓶を冷蔵庫から出してきて見せた。
一人でこんなには飲めない。

●注文はQRコードから。
最近こういう店が増えてきた。
手間を省けて聞き間違いもないのは良いけど、肝心の飛露喜がメニューになかった。

●それを告げると、若い女性店員は
「少々お待ちください」
と言って戻ってきた。
「こちらで入力します」
「あ、そ」
「値段は?」
「少々お待ちください」

●奥の方で店のオバサンが
「蓋に値段が書いてあるでしょ」
と言っているのが聞こえた。
「吟醸酒が90ml1,280円で、大吟醸が1,180円です」
「え?大吟醸の方が安いの?」
困った顔をして瓶を差し出して
「蓋を見て下さい」
汚い文字でよく分からない。
また奥に引っ込んで戻ってきた。
「このとおりで大丈夫です」
「45mlだといくら?」
「少々お待ちください」
この日この言葉を何回聞いたことか。
「半分の料金です」

●なぜ飛露喜をリストに入れていたかと言うと、小説「神様のカルテ」(夏川草介著)で脇役の男爵がこの酒を片手に主人公の下宿を尋ねるシーンがあったからだ。
この著者、飛露喜の関係者ではないかと疑うほどよく出てくる。
どんな味の酒だろうか、一度飲んでみたいと思うのは人情というもの。
ところが、どこの酒屋へ行っても見つからない。
そうこうするうちに10年以上が経ってしまった。

●普通、思い入れが強すぎると巡り会えた時にがっかりすることが多いのだが、今回は期待を裏切られなかった。



3時過ぎだったため客は少なかった


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