s*mile!

徒然なるささやかな日常

女だらけの北海道旅行・3

2005-10-06 20:45:13 | travel
::9月29日木曜日 午前6時::

チケットを受け取るべく、
母と受付カウンターへ。
一緒に2人分のチケット代を返金してもらえるので
それはそのまま私たちの旅のお駄賃になる。
ちなみに父はキャンセルの電話を航空会社に入れた時、
返金はカウンターで直接受け渡しだと聞かされ、
電話口のお姉さんに
「じゃぁ、お金は…行く人のお小遣いになるんですね…」
と言ったんだそうな。笑われたらしいよ。
当たり前だよ!!

朝一番の返金だったので、
なんと一万円札が一枚もなく、
全部五千円で返されました。ビックリ!
母の財布は五千円で溢れかえって大変な事に。
ある意味お金持ち。

お金持ちになった母。
空港で手軽に入れる傷害保険に入ろうと
自動販売機(1000円程度で入れる便利なヤツ)を探すも
結局見当たらず、仕方がないので、
夫に連絡して、入っておいてもらう事に。
(夫は保険業もやっているので)

7時過ぎに手荷物のチェックを受けて、搭乗口へ。
中にはいると、散々さがしていた傷害保険の自動販売機が!
母「なによ!ここにあるじゃないのっ!」
妹「もういいじゃん、まーさん(夫)に頼んだんだしさー」
私「まぁ、断る事もできるけど…」
母「うーん…そうねぇ…じゃぁ…どうしようかしら…」
妹「どうすんのー?」
母「そうね、やっぱりね、いっか!」
と、どうすんのかハッキリ分からないまま
販売機の前を通り過ぎようとする母。
妹「結局どうすんねん!!」
妹のツッコミが炸裂。
そら、ツッコまれるっちゅーの。

そんなこんなで、飛行機は飛び立つ。
家族漫才トリオを乗せて。

女だらけの北海道旅行・2

2005-10-06 20:43:48 | travel
::9月29日木曜日 午前3時::

初めて走る道路なので、何があるか分からないし、
セントレア見学したいしー!
という事で、午前3時に家を出る事に。
逆算して午前2時半起床。
ちなみに夜中に二回目が覚めました。
睡眠時間3時間ちょっとで北海道入りです。

まだ夜も明けぬ丑三つ時。
荷物を車に積み込み、エンジンをかけいざ!
という時になって、道の確認をする母。

母「小牧でうぃっ(*1)と行けばいいのよね?」
父「…行き方調べてないの!?」
母「だいたい分かるわよ。こっちって出てるでしょ?矢印。」
父「小牧のジャンクションで…」
説明を始める父。母、アクセル踏み込み出発。
父「わー!!人が説明してるんだからっ!」
母「だってーぇ、わかるわよーぉ。」
父「分かってるって、分かって無いじゃないか~!」
母「前に行ったトコの近くでしょ?平気よぉ!」
父「(私と妹を見て)…お前達だけが頼りだよ!」
私・妹「任せて、お父さん!」
そんな涙の(いろんな意味で)旅立ち。
お父さん、貴方の不安は私たちの不安です。

しかし、そんな不安をモノともしないのが母。
今年還暦、我が家最強の天然モノ。
以前、父の仕事の関係で走った事がある道らしく、
(そして私の助手席ナビ(山育ちで目はいいの!)のおかげだ)
意外にも迷うことなく、
午前5時20分頃、セントレアに到着。

駐車場がA~Gまであるので、
入り口から一番近いしGでいいかーと
妹と話していたら、
母「私、Gはヤダ!」
私「え、Gやなの?」
妹「じゃぁ、どこがいいのよ…F?」
私「F通り過ぎちゃったよー」
母「あ、Eならいいや。Eにしよう!」
なんでGがいやなのか不明ですが、無事に駐車。
名古屋の潮風は、生暖かくて臭かった…。

さすがに第一便も飛ぶ前なので、
搭乗口まで続く動く歩道には人っ子一人おらず。
妹とキャッキャいいながら写真を撮影(しかもEOSで)
なんか、バイオハザードっぽい!
(薄暗くて人がいなくて、でも機械は稼働中)

そんな無人の写真が一枚目。
どうなの。


*1:母が多用する道を説明する際の言語。
  主に右左折の場合に用いられる。