s*mile!

徒然なるささやかな日常

災難<自己災害

2004-10-19 07:47:49 | diary
台風が近づいてますね。
このまま行くと、妻の住む場所も直撃・・・?
でも前回も直撃だとか言いつつ、拍子抜けするほど
普通の雨だったので、今回も別段、準備はしてません。
我が家に色々あった場合は、準備不足を笑ってください。

そんなわけで、朝から雨が降り、
妻の出勤時間に運良く外回りだった夫に拾われ、
行きは楽をさせて頂きました。
別れ際に、夫に

「今日は会議で少し遅いから、
 帰りは車に乗って帰ってね。」

と言われる。
今日、妻は通院のため、夫の会社の近くへ行くのだ。
やったね、帰りも車だ!ちょっとでも濡れない手段は嬉しい!

そして就業時間を迎え、病院を終え、夫の会社へ向かう妻。
今、お足元が悪いのも、車に乗り込むまでの辛抱。
ここを耐え抜いたら、のんびりCDを聞きながら家に帰れるんだ。
その一心で、夫の会社へ向かう。

が。
途中、妻は車の鍵を家に忘れた事に気づいて、
慌てて夫にメールをした。

『鍵を家に忘れました。貸してください』

しかし、返事来ず。
なんだよ!夫め!イジワルしないで返事くれよ!!
返事が来ないまま会社に到着。
そして、煌々と輝く夫の会社の灯りを見た瞬間、
夫は会議中である事を思い出す妻。
そりゃぁ返事も書けないよね・・・。
鍵も貸しに来れないよね・・・。

しょうがないので、妻は駅へ引き返し、電車で帰宅する事に。
そして、雨の中、トボトボと駅へ向かいながら、
車の鍵を忘れた事を反省していた時に、ハッと気づく。

車の鍵を忘れた、という事は、
家の鍵も一緒に忘れて来たという事じゃないか!
(一つのキーホルダーに付けてる)

雨じゃなかったら、その場に膝をついて、
頭を垂れていたかもしれない。
そんくらいショッキングな出来事だった。
車の鍵はまだしも、家の鍵まで忘れるとは!!
つーか、車の鍵忘れた時点で気づけよ妻!!

このまま雨の中帰っても、家に入れない。
こんな寒いのに、玄関で夫を待つのか!?

妻はその場でしばし呆然と立ちつくし、
万が一の確率にかけて鞄を漁ってみた。
しかし、期待空しく鍵は音も立てず。

ああああああ・・・。
なんという事でしょう・・・。
第一、なんで今日に限って鍵持ってないの?
朝は一体どうやって家の鍵を閉めたの??

妻の頭に浮かぶクエスチョンマーク。
そして光る電球。

そうだ!
朝は夫が迎えに来てくれて、
夫の鍵で戸締まりをしたんだ!!
妻は今日は一回も自分の鍵を手にしてないじゃないか!!


再び、膝をがっくりつきたくなる衝動に駆られる。
仕方がないので、駅前のマクドナルドに入り、
夫にメールを打つ。

『家の鍵も忘れました。
 駅前のマックで時間をつぶすので、
 帰り、拾ってください。』


なんという情けない文面。
しかもズボンもスニーカーもぐしょぐしょだし。
暇を潰すアイテムもないし。
マックはヤンキーの巣窟だし。
出るのは、金とため息ばかり。はぁ~~。


半時間ほどして、夫から連絡があり、
無事に拾われて帰る事が出来た妻。

今回の教訓を生かして、
鍵は常に持つようにしようと心に誓うのだった。