そして父になる

2013年10月08日 22時04分26秒 | 映画案内
オススメ度
☆☆☆★(3.5)

ミドコロ
初の父親役を演じる福山雅治か…

昔のドラマでよくあった乳児取り違えの話。
よく生みの親より育ての親というけど、自分だったらどうかな?
やはり“血”や“DNA”を選んでしまいそうな気がする。

映画の中で一番気になったのは
超がつく金持ちの野々宮一家(福山側)と
どちらかと言えば貧しい家系の斎木一家(リリー・フランキー側)の対比。
金持ちと貧乏人っていう、わかりやすいギャップがあることで
本当の子を選ぶかどうかの問題を引き立たせてるけど、
ちょっとやり過ぎなのが気になりました。
普通の家系、いわゆる中級家庭だったら観た印象が変るかも。

映画の結末自体は明確になってなくて、
作中に立ってるフラグを色々回収するとこうだろう・・・
って観た人の脳内補完に依存するのだけど、
フラグ自体、あっち行ったりこっち行ったりで実は曖昧だったりします。

監督が是枝裕和なんで観た後の後味を満足できないのは確か。
面白い映画と言えば映画なんだけど・・・

映画「そして父になる」公式サイト
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