2022年8月28日(日)
"日本全国林道一筆書き" ではなく、"日本全国林道行ったり来たり" で山の中を走りまわっていると、「ダム」と遭遇することが多々あります。
これまでは目印として認識する程度だったのだが、ちょっとだけ興味を持ちはじめると、なんて もったいないことをしていたのかと思うように。
もしダムマニアだったら、まずダムを堪能。 その後 林道を走れば、楽しさも2倍。にば~い。 これはダムマニアをめざすしかないでしょう。
ちなみに、ダムに興味を持ちはじめる きっかけの一つとなったのが、↓↓↓ この動画(YouTube)で、
< 佐久間ダム建設記録 第1部 > と < 佐久間ダム建設記録 第2部 >
ダムって面白いかも! と思うようになったのが、サイフォンTVという ↓↓↓ この動画(YouTube)の影響です。 お暇なときにでも、どうぞ。
< 初めてダムに行く人に 絶対失敗しないおすすめダム紹介! 東北北部編(1) >
そんなことで ダムマニアをめざして最初にやることは、基礎知識と専門用語のマスター。
日本のダムで一番多い形式が「重力式コンクリートダム」で、みんな大好きなのが「アーチ式コンクリートダム」。 そして、
コンクリートではなく天然素材を前面に押し出したのが「ロックフィルダム」。 この3形式の区別がつけば だいたいOK。
( ↓↓↓は、株式会社大林組のWebサイトからの抜粋です。 大変参考になりました。)
他に「中空重力式」「バットレス式」... などあるようですが、そんな言葉が飛び交う場所では、ただ笑って頷いていれば大丈夫。
そして、あの人ダムマニアだ! と羨望の目でみられるには、ダム堤体の外側から見える各部の名称くらいは知っておく必要があるでしょう。
放流なので 一番目に付くゲートは、設置場所により...
クレストゲート(ダムの堤頂部)、コンジットゲート(下部の高圧放流設備)、オリフィスゲート(堤体上下の中間)と呼ばれるそうで、
その構造は、なんちゃってダムマニアには ちょっと敷居が高いので、今回はパス。
あとは、ダムの上が「天端(てんば)」と呼ばれ、天端の長さが「堤頂長」で、高さが「堤高」。堤体側面の膨らんだ部分が「フーチング」。
貯水量を調整するために設けられた放流設備の総称として「常用洪水吐(じょうようこうずいばき)」と「非常用洪水吐」という言葉があり、
常用洪水吐として使われるのがオリフィスゲートで、クレストゲートは非常用洪水吐として機能するものが多いと思われます。 たぶん?
( ↓↓↓は、岡山県ホームページ(河川課)からの抜粋です。 )
最後にダムの役割。 これは「FNAWIP」の6っのアルファベットで示されるとのことで、複数の目的をもったものが 多目的ダムです。
F(Flood Control) :洪水調節
N(Normal Function of the River Water):水流の正常な機能の維持
A( Agriculture) :農業用水
W(Water Supply) :上水道
I(lndustrial Water) :工業用水
P(Power Generation) :発電
発電専用は 各電力社か電源開発(株)が作るとして、多目的ダムは 国土交通省や農林水産省、地方自治体も絡んでくるらしい。
ん~、分かったような 分からんような気もするけど、これで私もダムマニア。 で、ですよね?
では、では、
< めざせ!ダムマニア(②宮ヶ瀬ダムで実践)へ続く... >
一応、堤頂15m以上のものがダムで、それ未満のものは堰とか水門と呼ばれるそうです。
山の中を走っていると防砂ダムを良く見かけますね。
知識を持って観れば面白いかもしれません。
今後注意しながら見てみます。