2017年8月24日(木)
最初に この現象が出たのは SSTR2016のゴール後で、次が北海道☆林道ツーリング2017の初日と同ツーリングの最終日の3回。
SSTR2016から帰宅後、キャブレータのオーバーホールをやって ものすごく調子は良くなったものの、この現象には効果がなかったようです。
その現象とは、走行中スロットルをゆっくり開けると吹けなくなるように回転が落ち、発進しようとスロットルを開くとエンスト。
アイドリングは多少回転数が下がるが安定していて、減速時にわずかながらアフターファイヤーが発生します。
対処方法は、発進する直前にチョーク(正確にはバイスタータですが)を引き、ブォ~ンと回転数を上げて、半クラッチを使って走り出すこと。
なぜ大きなイベントを狙ったように この現象が出るのか? 共通しているのは雨です。
日帰りツーリングは雨が降ると中止にするのに、大きなイベントでは大雨でも走ることになるので、この現象が発生するのでしょう。
そこで、北海道☆林道ツーリング2017から帰宅後に いろいろ調べてみると どうもバキュームピストンの固着らしい(?)
現象も、湿度が高い日や雨の日に出やすいというところも ピッタリです。
不具合原因が分かってスッキリしたのは 良いとして、さてどうしよう。
北海道を走りながら、しょうがない 帰宅したら在庫セールの新車セローを買おうと決めていたのだが、原因が分かれば直したくなりますよね~
キャブレータのオーバーホール時に、バキュームピストンのコーティングが一部剥げているのは分かっているので、たぶん交換すれば直るはず(?)
そこで、バキュームピストンの在庫と値段を調べに2輪館へ行ってみると、鈴鹿に在庫があって なんと7千円。 店員さんに何度訊いても7千円とのこと。
予想の倍の値段に冷静さを失い、このままではヤバいと一旦話を保留にし 店の外でSL230を眺めながら (-。-)y-゜゜゜。
よし、直してやる!
それから2日後、注文した部品を引き取って さっそく修理することに
バキュームピストンは IN側に細かなキズがありOUT側のコーティング大きく剥げていました。 本体側にも多少キズがあったので コンパウンドで軽く磨き、
パーツクリーナーで洗浄して組付け。
でも、ここで大問題発生。 バイスタータのバルブを取り付けようとしたら、プラスチックのネジが折れてしまったのです。
すぐに、2輪館へ走ったのはいうまでもありませんが、バイスタータバルブセットが 4千円。 必要なのは、その中のネジだけなんですけど...
翌日、注文した部品を引き取り作業再開。 しかし、2輪館会員特別割引で両方とも¥500引きだったとはいえ、補修部品って高いな~。
ついでに、北海道☆林道ツーリング2017で3900km走ったエンジンオイルを交換し、作業終了。
暑くて試乗に出掛ける気力が出なく、ちょっと近所を走った感じは悪くなさそう。 これで、2~3年調子良ければいいのだが、さて どうなるでしょうか?
こうして、長かった夏休みも もうすぐ終り。 今回の自由研究と絵日記風ブログ半分はやったけど、宿題はこれから徹夜で仕上げることにします。
では、では、
HONDA SL230 TOP ↑
それぞれ500円引きでも1万円の出費ですね。
もう乗り換えはなさそうです。とことん付き合ってやるって感じでしょうか?
樹脂部品は劣化がありますが、一つ一つ明らかにして行く事も、わたるさんの趣味の領域なんでしょうね。
復調おめでとうございます。
趣味というより、「なんでそうなるの?」と気になってしまう性格だと思います。
XR230やCB223との共通部品が多いので まだ部品の調達は可能なようですが、
そろそろ バイクやめるか セローにするかの二者選択を迫られそうです。 どうしよう。
一度、バキュームピストンを目視で点検して、コーティングが剥げているところがあれば
交換をお勧めします。 部品代が ちょっとお高めですけど。
目視で点検って、自力でキャブレーターを外す段階がすでに無理なので、バイク屋さんに見てもらいます。