前回は Prosim737を使ってお手軽にスイッチ入力を割り当てましたが
これと同じことを FSUIPCでやってみます
Prosimを使用せずに PMDG737等の機能に直接割り当てたい場合はFSUIPCを介して駆動するしかなさそうだし
気分転換にセスナを飛ばしたいときにSIOCで別のプロファイルを用意しておけば
製作したスイッチ類がある程度活用できるのではないかと・・・淡い期待を抱いてみます
また、どちらにしてもBU0836はSIOCでは直接値を読み取ることができないので
FSUIPCやProsim等で入力処理を行ってから、SIOCで値を拾うしかありません
ということで、まずはFSUIPCで読み取り可能なパラメーターを調べる必要があるので
FSUIPCの本家サイトからFSUIPC SDKをダウンロードします
解凍したフォルダの中に「FSUIPC4 Offsets Status.pdf」が含まれているので
そのリストを見て FSUIPCで割り当て可能な OFFSET値を調べます
・・と思ったのですが、今回製作した Captain annunciatorsボードのスイッチの割り当ては無さそうです
FSXのデフォルト機が対象の機能なので仕方ないか。。
しょうがないので、今回作ったASA PanelのTESTスイッチを、FSX機のParking brakeに見立てて
動作するかどうか試して見ます
以下のFSUIPCの設定は、レジストレーションしないと表示されません
まずは、FSXを起動してFSUIPCを呼び出します
Buttons+Switchesタブを開いて、ASA PanelのTESTスイッチを"1"側に入れると
FSUIPCで自動的にデバイス番号(Joy#)とスイッチ番号(Btn#)が表示されます

「Select for FS control」のチェックボックスをONにすると、機能割り当て用フォームが有効になります
「Contorol sent when button pressed」のセレクトボックスから「Parking Brakes」を選択し
「Parameter」に"1"を入力します
続いて、ASA PanelのTESTスイッチを"2"側に入れれ、同じ操作をして「Parameter」に"0"を入力します

ここまでで、一応 FSXの機体の操作は可能になります
FSUIPCの画面を閉じ、ASA PanelのTESTスイッチを"1"側に倒すと・・・

ちゃんとParking Brakeが入ります
ASA PanelのTESTスイッチを"2"側に倒すと

Parking Brakeが解除されます
ちなみに、これらの操作を行うときには、FSX自身のコントローラー設定でジョイスティックを切っておいたほうが良いかも
FSUIPCで動かしてるつもりで、FSX自身のコントローラー設定で勝手に思わぬ動きをしたりするので・・
さて、FSUIPCでスイッチの値を読み取ることはできたので、今度はFSUIPCから値を読み取ります
といってもParkingBrakeのLEDは作ってないので、今回製作した MASTER CAUTIONスイッチのLEDで再現してみます
FSUIPC SDKにある「FSUIPC4 Offsets Status.pdf」から、Parking BrakeのOFFSET値を探すと
「0BC8、2、Parking brake: 0=off, 32767=on」という行があるので、こちらの値をSIOCで読み取ります
テキストエディタで、FSUIPCから値を読み取るスクリプトを書きます
(MASTER CAUTIONのLEDは、配線上は USBOutputs ボードの ポート 52番に接続しています)
// init
Var 0000, name INIT
{
&LED_M_CATION = 0
}
// LED init
Var 0110, name LED_M_CATION, Link IOCARD_OUT, Output 52
// LED Process
Var 1000, name FSPBRAKE, Link FSUIPC_IN Offset $0BC8 Length 2 // FSUIPC Parking brake
{
IF &FSPBRAKE = 32767
{
&LED_M_CATION = 1
}
ELSE
{
&LED_M_CATION = 0
}
}
後は前回の要領と同じようにssiファイルを作成し、SIOCで読み込ませます
これで作業は終わりです。実際にASA PanelのTESTスイッチを"1"側に入れると・・・

MASTER CAUTION のLED(Parking Brake ランプ)が点灯しました!
FSX上の機体もちゃんとセットされています
これと同じことを FSUIPCでやってみます
Prosimを使用せずに PMDG737等の機能に直接割り当てたい場合はFSUIPCを介して駆動するしかなさそうだし
気分転換にセスナを飛ばしたいときにSIOCで別のプロファイルを用意しておけば
製作したスイッチ類がある程度活用できるのではないかと・・・淡い期待を抱いてみます

また、どちらにしてもBU0836はSIOCでは直接値を読み取ることができないので
FSUIPCやProsim等で入力処理を行ってから、SIOCで値を拾うしかありません
ということで、まずはFSUIPCで読み取り可能なパラメーターを調べる必要があるので
FSUIPCの本家サイトからFSUIPC SDKをダウンロードします
解凍したフォルダの中に「FSUIPC4 Offsets Status.pdf」が含まれているので
そのリストを見て FSUIPCで割り当て可能な OFFSET値を調べます
・・と思ったのですが、今回製作した Captain annunciatorsボードのスイッチの割り当ては無さそうです

FSXのデフォルト機が対象の機能なので仕方ないか。。
しょうがないので、今回作ったASA PanelのTESTスイッチを、FSX機のParking brakeに見立てて
動作するかどうか試して見ます
以下のFSUIPCの設定は、レジストレーションしないと表示されません
まずは、FSXを起動してFSUIPCを呼び出します
Buttons+Switchesタブを開いて、ASA PanelのTESTスイッチを"1"側に入れると
FSUIPCで自動的にデバイス番号(Joy#)とスイッチ番号(Btn#)が表示されます

「Select for FS control」のチェックボックスをONにすると、機能割り当て用フォームが有効になります
「Contorol sent when button pressed」のセレクトボックスから「Parking Brakes」を選択し
「Parameter」に"1"を入力します
続いて、ASA PanelのTESTスイッチを"2"側に入れれ、同じ操作をして「Parameter」に"0"を入力します

ここまでで、一応 FSXの機体の操作は可能になります
FSUIPCの画面を閉じ、ASA PanelのTESTスイッチを"1"側に倒すと・・・

ちゃんとParking Brakeが入ります
ASA PanelのTESTスイッチを"2"側に倒すと

Parking Brakeが解除されます
ちなみに、これらの操作を行うときには、FSX自身のコントローラー設定でジョイスティックを切っておいたほうが良いかも
FSUIPCで動かしてるつもりで、FSX自身のコントローラー設定で勝手に思わぬ動きをしたりするので・・
さて、FSUIPCでスイッチの値を読み取ることはできたので、今度はFSUIPCから値を読み取ります
といってもParkingBrakeのLEDは作ってないので、今回製作した MASTER CAUTIONスイッチのLEDで再現してみます
FSUIPC SDKにある「FSUIPC4 Offsets Status.pdf」から、Parking BrakeのOFFSET値を探すと
「0BC8、2、Parking brake: 0=off, 32767=on」という行があるので、こちらの値をSIOCで読み取ります
テキストエディタで、FSUIPCから値を読み取るスクリプトを書きます
(MASTER CAUTIONのLEDは、配線上は USBOutputs ボードの ポート 52番に接続しています)
// init
Var 0000, name INIT
{
&LED_M_CATION = 0
}
// LED init
Var 0110, name LED_M_CATION, Link IOCARD_OUT, Output 52
// LED Process
Var 1000, name FSPBRAKE, Link FSUIPC_IN Offset $0BC8 Length 2 // FSUIPC Parking brake
{
IF &FSPBRAKE = 32767
{
&LED_M_CATION = 1
}
ELSE
{
&LED_M_CATION = 0
}
}
後は前回の要領と同じようにssiファイルを作成し、SIOCで読み込ませます
これで作業は終わりです。実際にASA PanelのTESTスイッチを"1"側に入れると・・・

MASTER CAUTION のLED(Parking Brake ランプ)が点灯しました!
FSX上の機体もちゃんとセットされています

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