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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「君と歩く世界」 RUST AND BONE

2013-06-08 21:55:17 | 映画
楽しみにしていた「君と歩く世界」
マリオン・コティヤールのファンとしては
絶対に見逃せないところ。

とはいえ、
テーマは重そう・・・ということで
覚悟して見に行った。

良い意味で、すごく打ちのめされた。

この邦題、絶対に誤解されて
シウみたいに“重そう”と敬遠する人が多いのでは?

涙涙の感動作、を想像してしまっていたけど
これはものすごくエロティックで荒削りで“大人の”恋愛モノだった。

RUSTANDBONE「錆と骨」 とは、
ボクシングで唇を切った時の血の味だとか。
そんな原題のニュアンスを残した邦題を付けられなかったのかな~。



事故にあったのを知っていながら
「元気?」と、
アリはステファニーに聞いてしまう。
ステファニーは一瞬、事故のことを知らないのかな?と思う。
事故以来、絶望の中でやっと生きているステフに
周囲は腫れものに触るように接してきたから。

でもアリの言葉や態度に
他の人が示すような“同情”を感じなかったステフは
アリにだけ、心を開いていくのだ。

あまりにも悲惨すぎて
思わず笑ってしまう・・・
そんな状態のステファニーがあった。
人間って、なんでこんなに格好悪くもがくんだろう・・・。
辛くても、とりあえず、生きていかなきゃならないことに“笑って”しまうのだ。
そんな風に自分を笑っちゃうことが、辛さから逃れる第一歩なのかもしれない。




このシーン、良かった。
ケイティ・ペリーの「FIREWORK」が何度か使われていたけど
ちょっと違和感を感じつつも、シウは大好きな曲なので感動しちゃった。

ストリートファイトというのか、
ケンカ賭博みたいなので稼ぐアリと
そのマネージャーをするステフ。
本当に、タイトルからは想像できない展開が面白かった。
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