マッチスティックメン

『２４』シーズン３にあれほど繋がっていく終わり方のまま見終わったショックで
まだ観ていない、観たい映画があるにも関わらず、
昨年秋公開の時観た『マッチスティックメン』を
レンタルしちゃいました。
適当に油断してダラけて観たいからです。

これ以降、ネタバレありです。
この映画は一度は知識無く観て、驚いて欲しいです。

情けない顔ナンバ１とナンバ２と言えるでしょう、
ニコラスケイジとサムロックウェル。
ニコラスケイジは初めの出会いが『リーヴィングラスヴェガス』だったせいか、
いつも苦悩している気がします。
私生活では結構素っ頓狂な暮らしっぽいのに、
常に小難しい事を考えていそう。
私にとっては、彼が好きという訳ではなく、
彼の出ている映画に好きなものが多いという位の位置づけです。
サムロックウェルは『チャーリーズエンジェル』の最後、
デュランに殴られて、
ミサイルが自分の方へ飛んでくる時の半べそ顔が忘れられません。
その後も『コンフェッション』なんかですごくダサい役だったし。

この映画で一番評価されたのは
アリソンローマンだったようです。
１４歳の娘役の。
汚いカッコしてスケボー持って歩いている姿は
本当に１４歳でした。
後の同棲してる恋人と現れたときのほうが違和感あったかもしれません。

アンジェラも詐欺師グループの１人でしたが、
７５ドルのカーペットを“やっと”って感じで購入するとこを見ると、
フランクに騙されちゃったというのは本当なのですね。
どこからフランクはロイを騙し始めたのかなぁと
ちょっと考えちゃいますが、
精神科医も一味なので、
もともとヘザーの存在も、当時彼女が妊娠してた事も
知っていたのでしょう。

詐欺の映画といえば、『スティング』『ペイパームーン』（かなりの古さ）が浮かびますが、
『マッチスティック・・』は後者のタイプ。
最後は心温まっちゃいます。