『トロイ』 ＤＶＤにて再び

オーランドブルーム様への熱がやや下がったのか、
例の“ヘタレ”を見ても、公開のときほどショックを感じずにすみました。
そしてレゴラスばりに弓を構えるシーンはやはりファンへのサービスショット、
心に深く深く訴える格好よさです。

映画館ではあっという間に過ぎていってしまいましたが、
また見たいと思ったシーン、
★ヘクトルとアキレウスの一騎打ち
★プリアモスとアキレウスのシーン
★アイネイアスのトロイ脱出
等をじっくり見ることができて
公開の記憶が薄れていないうちのＤＶＤチェックはナカナカ良いものだと思います。

何故戦うのか、
愛の為にプライドを捨てられるのか、
愛の為に故国を捨てられるのか、
愛の為に戦いを捨てられるのか、
名を残す事を捨てられるのか・・・・・

よく考えてみれば、この『トロイ』という映画、
何にも救われる所なく、
主要メンバの全員が不幸になっていきます。
前述の何故・・？という疑問にも、
結局答えらしい答えがありません。

歴史好きとしては
パリス　　「お前の名は？」
若者　　　「アイネイアス！」
というシーンに、
(そうよ！そうよ！アイネイアス！これからあなたが頑張るのよ！)
って映画に呼びかけちゃいますけど。

映画館で見たときにはヘクトル＝エリック・バナがあまりにも良くて、
アキレウス＝ブラピが悪役のようにしか感じられなかったのですが、
今回はブリセウス＝ローズ・バーンが可哀相で、
最期のシーンではアキレウスの応援をしてしまいました。

そういえば、映画館で見たときは
ヘレン＝ダイアン・クルーガーはミスキャストだと思いましたが、
画面が小さくなったら、少し可憐さがＵＰしていて、
まぁ、ヘレンもこんなものかな・・と思います。