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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

名画『めぐり逢い』・・・An Affair to Remember

2004-11-01 01:24:47 | 映画/旧ブログ 引越中
ストーリィも語りつくされていて、有名な映画ですので、
未見でもご存知の方が多いと思いますが、ネタバレしています。


高校生の頃、帰宅途中の銀座で途中下車し、
【銀座文化1・2】という映画館に行っていました。
その後【シネスイッチ銀座】という名前に変わってしまった、
4丁目和光の裏の小さな映画館です。

ここでよく古い映画を観ました。
印象に残っているのはシャルル・ボワイエ主演の『裏街』、
クラーク・ゲイブル、クローデット・コルベールの『或る夜の出来事』
タイロン・パワー、キム・ノヴァクの『愛情物語』等です。


『めぐり逢い』も間違いなくそんな名画の仲間ですが、
今回初めてDVDで鑑賞です。

1957年の制作。
ケイリー・グラント、デボラ・カーという当時の大スターの共演でした。

ストーリィはあまりにも有名で、
その後の多くの映画やドラマに影響を与えているようです。
すぐには結ばれない事情の二人が半年後の再会を約束し、
半年後再会の直前に彼女が交通事故に会ってしまう。
紆余曲折を経て、ギリギリのところで再会し、
事情がわかってハッピーエンドを迎える。
今流行の韓流ドラマも日本のメロドラマも
原点はここなんですね。

全てのシーンが優雅で夢のようです。
豪華な船の旅、ヒロインのさまざまなドレス、
歌手としてのシーンなど、必見です。
特に心に残ったのは恋が始まったばかりの二人が
シャンパンで乾杯をするシーンですが、
デボラ・カー演じるテリーがひじを突いた腕で
手に持ったグラスをニッキーのグラスと、
合わせるともなく合わせるのです。

ああもう、なんて素敵なのでしょう。



ハリウッド往年の大スターたちの華やかさは
あまりにも現実感がなくて
本当に生きている人間なのか、
私達と同じように生きていた人間なのだろうか・・と思うほどです。
最近の“親しみやすい”スターたち(そういうスターも素敵ですが)とは
また違った魅力に満ちています。
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