『コレラの時代の愛』

ハビエル・バルデムの恐ろしい魅力にやられているシウ。
前々から見たいと思っていた作品。

これでもバルデムは怪優ぶりを発揮している。
全然普通じゃないもの。

かなりのストーカーぶりを
なんと５１年間も続けているんだけど
でもそれが５３年後に報われる。
フェルミナの“本当の愛かどうかもわからないままの”長い結婚生活。
当時は幸せや愛、なんていうものは二の次で
召使いの持てる豊かな生活が第一だったんだろう。
（今だって、結局のところ、そうかも）

お金で愛は買えないけど
でもお金が無くて愛が冷めることはある。

なんとなく『ジェイン・オースティン　秘められた恋』と
同じようなテーマだと思った。

でもトム・リフロイよりも
“男子の魅力あふれる”フロレンティーノ・アリーサの方が
女の人を幸せにできる気がする。

人生は無限。
生きていれば、何が起きるかわからないよね。


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