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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

中国歴史大河ドラマ 孫子≪兵法≫大伝

2011-08-18 11:31:21 | 海外ドラマ
もうだいぶ前から見ているWOWOWのドラマ。

話題沸騰中の韓流ではなく、
これは華流?

中国古代の人々の物語が好きだし
(これは宮城谷さんのせい)
孫子の兵法には常々興味があるので
けっこう楽しく見ているよ。

レッドクリフでは小憎たらしい曹操だった
チャン・フォンイー。
ナイナイ岡村さんに似てないか?
そんな彼が主人公の天才軍師・孫武を演じている。

孫武は実は、実在しない、
なんていう考え方もあるそうだけど
そりゃ、紀元前6世紀ころのことだし不確かだよね。
孔子と同時代で、孔子も名前だけは登場する。
ほかに史上まれにみる知恵者、季札も登場するよ。

レッドクリフといえば、
劉備玄徳を演じていたユウ・ヨンなんていうおじさんも
闔閭の役で登場する。
闔閭と部下の伍子胥は歴史上ではともに賢者とされているけど
今作ではそこまでではなく、
孫武のおかげで覇者となったという扱い。
歴史上では闔閭は伍子胥のおかげで覇者となったとされているみたい。

今は闔閭の息子、夫差が大王を継いで、
越に攻め込み、越王勾践を奴隷にしたのに、
バカ夫差が越の女西施にたぶらかされて勾践を越に返してしまったあたり。

ところで
臥薪嘗胆という言葉。
シウはけっこう好きな言葉だったんだけど
同じ人物が
薪の上に寝て、苦い肝を嘗めて、復讐を忘れないようにした・・・
と勘違いしていた。

薪の上に寝たのは
父闔閭を越に殺された復讐を誓う夫差で
嘗胆したのは夫差に奴隷にされた勾践だったのね。

お互いに復讐を誓い合うの、すごい!
でも、その感覚が夫差の方がちょっと甘かったみたい。

夫差は20年後、
勾践に敗れてしまう。
勾践を越に返すなと進言したりしてうるさいからと、
夫差が死を命じたた伍子胥に対し、
“あわす顔がない”と
夫差は顔を布でくるんで自害するのだ。

なんていうネタをずっと読んだりしていると
中国の昔話って本当に面白い。


しかし・・・
孫子の兵法がもっと生かされていたら
世界はとっくに平和になっているのに。
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