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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」

2013-12-26 22:00:39 | 映画
「glee」で、ファッション番長のカート・ハメルが
たびたび口にする「ダイアナ・ヴリーランド」。

彼女は最古のファッション誌「ハーパース・バザー」と
「ヴォーグ」の編集長を務めた
伝説のファッショニスタ。

ヘプバーンとアステアが共演した「パリの恋人」で
ヘプバーンを一流のモデルに変える雑誌社の辣腕編集長が出てくるけど
彼女はこのヴリーランドがモデル。
(ほんと、そっくり!)

ヴォーグから予算等の問題で解雇された後は
メトロポリタン美術館の衣装部門のコンサルタントとなって
入場者数を上げたのは有名な話。

そんなダイアナは厳しくも、愛すべき人だったと思う。
頭が柔軟な点では
現在のヴォーグの編集長、アナ・ウィンターよりも魅力的だ。

マノロ・ブラニクの靴を見出したのも彼女で
他にもいろいろなグランメゾンを世に出したみたい。


そんな彼女は職業を持つ女性のハシリのようではあるけど
彼女自身は結婚し、良き妻(良き夫に支えられている“良き妻”?)であり
子どもたちも立派に育てている。
それをすべて必死に頑張って、なんていう言葉とは程遠く、
とても優雅にこなしている感じだ。

彼女の生き方は
「人生は素晴らしい」という言葉で表せるだろう。
不本意なこともあっただろうけど
でも、彼女はいつも優雅で美しく生きることを自分に課していたようだ。

そんな彼女には珠玉の言葉がいろいろあるけど
中でも私たち日本人が心に留めておくべきなのは

「日本人はすごいわ。神様は彼らに石油もダイヤも金(きん)も与えなかった。でもスタイルを与えた。」

だろう。

この言葉を誇りに思わなければね。
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