★we were on a break★

水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

『カールじいさんの空飛ぶ家』

2009-11-13 00:11:24 | 映画
コラムを書くようになってから
試写会のお知らせをいただくことが多いんだけど
何でもかんでも行くわけでもない。
(本当はそういう機会にこそ、何でもかんでも行くべきだけど)

でもこれは公開したら絶対に見に行こうって思っていたので
喜んで試写会に参加させていただいたよ。

こんなお土産もいただいた!↓
(カールじいさんストラップ)


すごく面白かった!
そして泣ける。

エリーが死んでしまって一人ぼっちになるまでは
それこそ走馬灯のように描かれていて、
それでも観客は色々な情報を得る。

二人には子供ができなかったこととか、
裕福でもないとか
二人だけで支えあってきているから
他人との付き合いはそんなにしてないとか・・。

そんな夫婦の片方が亡くなってしまったら・・・。


シウの父方の祖父母は
とても仲が良くて
先に祖母が亡くなると
祖父は後を追うように1年位のうちに亡くなってしまったとか。

でも、
独りになって
その後長生きしたとしたら
ずっと思い出の中で生きていくわけにはいかない。
誰かとの別れは辛いけど
それを乗り越えなきゃいけないんだよね。
年をとればとるほど、それはどんどん難しくなっていくかも。

物語は思わぬ展開になり
さすがピクサー、
飽きさせないハラハラドキドキの演出に抜かりない。
いつも通り
子供が冒険にドキドキしている横で
一緒に見ている親は人生の深みを体験できる・・って仕組み。

大切なのは
夢が達成されたかされないかではなくて、
夢を追いかけているということ、なんだと思わせる。

悲しみに沈みすぎると
自分こそが一番の悲劇に遭っていると思って
自分の悲しみしか見えなくなるけど
誰もが寂しさや辛さを抱えていることを
忘れてはいけないよね。

ラッセルが子供のころのカールでもあり
そしてエリーでもあるというキャラが良かった。

あと、
絶対の見どころなのは
じいさん同士の戦い!
必見。

カールじいさんの空飛ぶ家 - goo 映画


Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 実在するんだ・・ | TOP | あの名曲が! »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 映画