★we were on a break★

水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

『リトル・ランボーズ』

2011-02-04 21:34:42 | 映画
2007年作品。
シウの方で最近公開されたので
スクリーンで。

ポスターに惹かれて
絶対に見たいと思ってた作品。

80年代の英国が舞台。

キリスト教の厳しい戒律の宗派に属するウィルの家は
母と祖母と妹との4人家族。
俗世間のものは一切拒否して暮らしている。
テレビも音楽も映画も全部NG。
子どもらしい行動は罪悪で
ウィルも妹も厳格に躾けられている。
一方、
リーの方は
母の再婚相手が経営する老人ホームのある大きな家で暮らしているけど
母はしょっちゅう旅行に行って
リーは取り残されている。
一緒にいる兄にもあまり相手にしてもらえず
寂しさを爆発させ
学校では超問題児と見られていた。

今まで一切の娯楽から離されていたウィルが
いきなりランボー見ちゃったら
そりゃ、ものすごいショックだよね。
もともと芸術的才能があるウィルには特に。

劇場で映される二人が作った映画には
なんとなくホロっとしてしまった。
ミシェル・ゴンドリーの『僕らのミライへ逆回転』を思い出したり。

人が生きていくのに
何が必要なのか。
厳しい躾けや伝統、それともお金。
自然に発生したウィルとリーの友情の姿が
何が一番大切なのかを教えてくれる。

1時間半、短い作品だけど
笑いあり涙ありで見ごたえ充分だった!

リトル・ランボーズ - goo 映画
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