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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

『NEXT-ネクストー』

2008-05-01 22:30:23 | 映画
原作はフィリップ・K・ディックの
『ゴールデンマン』。
黄金の男、っていうんじゃ、ちょっとね。
昔の映画にありそうだけど。

楽しみにしていたわけだけど
シウにとっては期待通りだった!
一言で言うと、
“静かなアクション”ってとこかしら。
精神を集中させて次に起きる事を読むのが
クリスのアクションなんだよね。

あと、
サプライズが2つ。
まずは、
ニコラス・ケイジとジェシカ・ビールのラブシーンが
なんだか心にグっときてしまったこと。
一緒にお泊りしても紳士でいる男っていう設定は
女子にとってはなかなか素敵です。
そういうことされちゃうと、
その後の心の許し方がスピードアップなのよね。
・・・っていうのはシウの癖なんだけど、
一緒にお泊りしたのに
しなかった男なんて過去にいないから
ま、この映画もだけど
結局はしちゃうんだな~

もう1つのサプライズは
刑事コロンボ、ピーター・フォーク出演だったこと。
81歳なんですね~
まだまだずっと元気で居て欲しいです。

以下ネタバレ・・・
一部、反転させてます。



「2分後?せめて明日のこと位じゃないと、役に立たないんじゃん?」
なんて、おもいがちなんだけど、
考えてみれば
2分後位じゃないと、
逆に希望通りの未来に作り変える、ってことができないよね。
そして
未来を変えていく・・・
上でも書いたけど
すごく精神集中して冷静に未来を予知していく・・・
っていうのは、静かなアクション。
そこにスピード感、緊迫感を与えるためには
予知が2分後、っていう設定が必要なんだと思いました。

見ている間、
ずっと思ったのが、
「何故未来が見えるのに、
 彼女を危険にさらすような展開にしてしまったのか?」
って疑問なんだけど、
ラストでばっちり解決してくれます。
そっか・・・
あのラストは上手いよね。
色々な失敗(たとえばカリーの部下が死んじゃうこととか)を
チャラにできたし、
もっと良い結末になるんだということを予測させます。

次々に色々な場面を想定し、
それぞれの未来を予測していくシーン。
クリスが何人にもなって
動いていく不思議な映像がとても良かった。


原作がしっかりしていて、
ニコラス・ケイジ&ジュリアン・ムーアという
オスカー俳優の共演、
損はさせないよ・・っていう作品でした。

ところで、ジェシカ・ビールって、
日本人には好みじゃないお顔だろうな~。
キルスティンやキム・ベイシンガー、
『24』のジャック娘風(名前ド忘れ)だ。
シウは好きなんだけどね。

ただし、ニコラスさんとジェシカさん。
年齢差が画面に現れていて、ちょこっと気になりました。
その差、18歳。


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