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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

『パフューム~ある人殺しの物語~』・・・最強の愛とは。

2007-03-13 14:23:52 | 映画
群集を一瞬にして殺せる、
彼は本物の“人殺し”。

誰かを愛して、
誰かのために生きる、
そんな事をよく人は簡単に口にするけど
男女の愛も、親子の愛も超えて、
一番大きな愛は【自分への愛】なのかもしれない。
それを、この誰にも愛されない男、ジャン・バプティストが教えてくれる。
彼の作った香水は
人間が隠しているあまりにも強い自己愛を、
いとも簡単に掘り出してしまうのです。

娘を殺され激怒している男の中にも
心の奥底には自分の快楽への望みがあり、
それの前には苦もなく屈服してしまう。
そんな人間という動物の究極の姿を見たジャン。
最期には人に愛されたいという希望をかなえることに
命を果たしてしまいます。
でも、彼はそれが愛されているという事ではないという事を知っているのに。

かなりショックです。
人を愛するっていうのは自分のためなんだと突きつけられたようで。
それに、シウは完全にそうなんです。
人を愛する自分が好き。
だから本当に、誰かの為なんて考えていないかもしれない。

ラストシーンは前評判ほどではなかったかも。
というか、知っていたから普通に見られたのかな。

とりあえず群集の中では
できるだけカッコイイ男子の近くにいようと思いました。
うっかり女同士でいたりしたら違う方向に行っちゃったりするしね。
ところで、香水の力を借りなくても
福山さんが目の前にいたら
シラフでも脱ぎまくっちゃうけど。

ショックを受けながらも、
ラストシーンでそんな事を考えていたシウ。
ビョーキだな。

『パフューム~ある人殺しの物語~』

しんちゃん
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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
私は・・・ (しんちゃん)
2007-03-13 20:16:27
 あの予告編のみせ方が失敗だと思うよ。
あのシーンがなかなか出てこないので、ああなることが読めちゃったし(笑)

 原作も読んだんだけど、私は映画のほうが「寓話」っぽくて好きだなぁ
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しんちゃん (シウ)
2007-03-13 20:21:11
あのナレーションとかが
良い効果でしたよね。
たしかに生身の物語というよりも
どこか超越した不思議な感覚でした。

いつもながら予告編は見せすぎですよね。
今予告編を流している
スパイダーマン3とか、バベルなんかもそんな風に思います。
おまけに最近はメーキングのDVDが先に出たりして、
ものすごく情報を仕入れて見に行かないといけないみたいになってますよね。
シウは面倒だから見ないけど。
返信する
観てきたよ。 (じゃすみん)
2007-03-15 08:59:22
だよね。最近予告で見せすぎ・・・。
あの予告が印象に残ってただけに もっと違う殺し方をイメージしてしまったし。いい匂いのひと=愛する人を見つけた!だったら まだ良かったよね。
返信する
じゃすみんさん (シウ)
2007-03-15 13:48:00
たしかに撲殺っていうのは
イメージじゃなかったですよね。
ラストのシーンも思ってたほどエロくなかったです。
(って、何を期待してたんだ?)
返信する

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