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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「メリダとおそろしの森」

2012-07-22 11:18:23 | 映画
メリダのカーリーヘアを描くのに
3年かけたというピクサー。
でも実現可能な技術に頼って映画つくりをすると
良い作品は作れないから・・・と語る。
たしかに、この赤いカーリーヘアがなかったら
今作の魅力は半減、どころか、激減だったと思う。

シウも、一目でメリダというキャラの虜だ。

また、エリノア王妃のキャラクターがすごく良い。

こういうアニメだと
年齢設定がわかりやすすぎるか、
もしくはそういうのを超越して、全員がきらきらの美女になってしまうものだけど
今作では中年の、でもなんとなく色気もあるカップルとして
ファーガス王とエリノア王妃を描いている。
そこがなんともリアルだ。

母と娘の関係は複雑。
互いに思いやりつつも
過度な期待や同性ゆえの嫉妬が交じり合ってしまう。
幸せで充実した母ほど娘を導くことにゆるぎない自信をもち、
娘はそれが耐え難い重圧と感じるだろう。

でもだからといって
親は子におもねてはいけない。
自分の信じることはたとえ子供の反抗にあっても伝えるべきである。
それが子供の成長に不可欠であり、
愛情さえあれば必ず分かり合えると、
物語は伝える。

AKBの大島優子がメリダの吹き替えを担当。
アイドルの起用は話題つくりのためだと思うけど
なかなか才能を発揮していて
声優陣の中にあって浮くこともなく、溶け込んでいた。


メリダとおそろしの森 - goo 映画
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