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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」

2012-07-14 10:26:55 | 映画
ハリウッド版を先に見たシウは
リスベット・サランデル=ルーニー・マーラ
ミカエル・ブルムクヴィスト=ダニエル・クレイグ
だったので
スウェーデンオリジナルの「ドラゴンタトゥーの女」を見始めたときは
ちょっと違和感があったんだけど
今回第三作目を見るに至っては
その違和感はもう全然無かった。
ミカエルはすっかり“ややムサくるしい”オサーンになってしまった。

しかし、
アルマンスキーはやっぱりゴランがいいな~


以降ネタバレあり。


上の写真のシーンが
なんと言っても圧巻だ。
ミカエルの妹、アニカ・ジャンニーニとリスベットの法廷対決シーン。
それまでの取り調べでは一切しゃべらず、黙秘を貫き、
完全に検察側を油断させたところでの
まさに、ワスプ(スズメバチ)、な攻撃。
理路整然と話すリスベットからは
知的な問題があるどころか、だれよりも賢い頭の持ち主である印象を強烈に与える。
戸惑う検察側の、
エクストレムの“ヤバ?”っていう表情が何よりも面白かった。

結局、このシリーズ、カッコイイところは全部女が持って行くな~。

この自信にあふれたリスベットの証言を彩るのが
リスベットの裁判での衣装。
一見リスベットに不利なのでは?と思わせるこの服装が
逆にリスベットにカリスマ性を持たせて、
裁判での勝因の一つになった感がある。

「絶対に許さない。」

人は許すことが大事だと教えられるものだけど
リスベットの姿勢は“許さない”ということだ。

考えてみれば、
許してもいいのは“悪気がない”行為だけなのだ。

私利私欲のために弱いものを不幸に陥れるような人間は
やっぱり許してはいけないのだろう。
権力を利用した悪を、決して許してはいけない。
リスベットのような社会の弱者でも持ち続けたこの信念を
シウたちも忘れちゃいけないのだ。


シウ彼もハマって、
もう一度「ドラゴンタトゥーの女」から2作を見直し、
その後でこれを見た。

これからゆっくり3の原作を読んで復習するよ。


ところで、マタニティーの人がところどころ出てくるのが気になった。
このアニカもだし
どこかでレポーターの女の人もそうだったよね。
妊娠中の妹にこんなハードな仕事をさせるのかな~
っていうところが日本人的な感覚からだと不思議だけど
ウウェーデンでは普通なのかも。
ま、妊娠中だからって別に問題は無いけど、
日本だとすごくいたわる風潮はあるよね。
(シウはまったくいたわられなかったが。)

それと、パトカーがSAABだった!
SAABカッコイイ!!!!
やっぱりVOLVOよりもSAABだわ❤

ハリウッド版を早く見たいな~。
ゴランが出るし♪


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