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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

転機。

2012-07-14 13:27:28 | 雑記
シウの転機じゃないけど
シウにとってもある意味“転機”ってことなのか。
じゃなくて、シウにとっては、“転機”し損なったのか。

あまり書いたことなかったけど
シウの長女は実は今大学4年生だ。
東京のシウ実家から大学に通って4年目だ。

彼女が生まれたときは
中学進学の時か、高校進学の時か、
東京の学校に行ってほしいと思っていた。
でも現実にその場になると
なかなか遠くに手放すのっていうのを躊躇して
結局大学から東京で暮らすことに。

シウは東京至上主義だけれど
今思い返すと、中学は地元の国立の附属に、高校は私学にと、
やっぱり都会の子に比べたら、娘にはだいぶユルい進学をさせてきた。
しかし、意外にも一般受験でわりと人が行きたいと思う大学に入ってくれたよ。
予備校や塾の類にはほとんど行かず、
自分だけで勉強したのは偉いなと思う。
経済的だったし。
シウ自身は塾漬けで育ってきたので
まったく違うやり方で結果的にはシウ娘の方が良かったのかもと思う。
(シウは塾が大好きで、行ってなかったら・・・なんて考えられないけどね)

シウとシウ娘は全然似ていなくて
シウ娘はなんでも一所懸命やる。
ピアノも書道も勉強ももちろんスポーツも、シウを軽く超え、
サークルや部活動も熱心だった。
彼女は本当にラッキーな星のもとに生まれたと思うのだけど
色々な分野で学校始まって以来の・・・というのを何度か経験させていただいた。

そんなシウの娘だが
昨年暮れからスタートの就職活動で
とうとう普通の道から外れることに。

初めは就職活動スーツを着て、
写真も有名な写真館で撮ったりして、
一通りやってはいたのだけど
「やめた。」と言うのだ。

シウとシウ夫は最初、大学院への進学を願っていたのだが、
彼女はそれもいやだと言う。

就職もいや、院へもいや、って
じゃ、今までの優等生(?)から脱却して、
いきなりニートか?って感じだが、
彼女は大学に入ったころから始めていた活動があって
それを続けていきたいと言っている。
仕事に就いたとしても、
もともと真剣にやるつもりもなく
でも真剣にやるふりをして、おそらくどこかの企業に就職することはできるだろうけど
それは迷惑をかけることになるから・・・と言う。
何かバイトでもしながら、頑張るとのこと。

その相談をしてきたシウ娘に対し、シウの即答はこうだ。

「夢にむかって頑張るなら、
 背水の陣で臨まないとね。」

バイトでも何でもして、夢に向かって突き進めと言ったのだ。

シウ娘は色々な人に
「今、きちっと就職しなかったら、人生終わりだ。」
なんてことを言われたりして、不安にもなっているようだが
何があっても人生終わり、なんてことは断じてない。
人生終わりだ、って乗り越えられない壁を作ってしまうのは自分以外の何者でもないし
自分がそんなものを作らなければよいのだ。

ま、娘が普通の会社員になると、完全に自分の元を巣立ってしまう気がして、
学生感覚を続けてほしいという理不尽な親の願いもあるのかもしれない。

でも、夢に向かって頑張りたいと言うなら、それでいいやと思う。

ただ、シウはこれをシウ夫に伝えるのに、ちょっと緊張した。
彼には彼の考え方があるかもしれないし
大企業に就職して、ちゃんとした相手を見つけて結婚してほしいと願っているかもしれないじゃないか。

しかし、内緒にしているわけにもいかない。
ということで、
シウ娘の就職放棄事件をシウ夫に伝えた。

彼は即答。

「挑戦しないものに、成功はない。」

彼も躊躇なく、シウ娘が夢を追いかけることに賛成したのだ。

しかし、これが単に“就職活動及び就職が面倒くさいから”というシウ娘の気持ちの表れだとしたら
やっぱりもう少し厳しい言葉を投げかけたと思うけど
シウ娘の活動はけっこう頑張っていて、
たしかにこれを学生時代だけのものとするのはもったいないという気もしたのだ。

何をもって幸せとするか・・・は
それは人それぞれ。
きっとシウ娘は華やかなOLさんのようにはなれないかもしれないけど
(ま、もともとそういうのは好きじゃないみたいだし)
もしも才能があるとしたら、それを100パーセント活かしてほしい。


というか、この状況に危機感がまるで無いのは
シウ夫およびシウ、親戚一同、
まともな会社勤めの経験をした人がほとんどいないからなんだろうけどね。


ところで、シウとシウ夫は
「来年からシウ娘と長い旅行に行くとか難しくなるから、
 この秋にはヨーロッパでも行こうか・・」
なんて話していた。

でも、来年も再来年も、全然行けそうじゃん。
ってことで、他にお金も使わなきゃならなそうだし、
秋の旅行はまた近場ってことになったよ・・・
ちょっと残念。
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2 Comments

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やばい… (しまりす)
2012-07-14 21:57:33
今はこんな
動物に毛が生えた程度のちびりすゆえに、
悩み事も

食べない
言うこと聞かない
調子に乗りすぎる

とかですんでるけど
子供が人間になっちゃうと
それじゃすまないんだなあ…。
シウさんみたいにでっかい母になれるかしら

…。
…。

…でも意外と私も好き勝手やって生きてきたから
大丈夫かも…?(笑)

しかし、東京は本当にすごいです。
幼稚園の時から、腹の探りあい。
うちはしない、って言ってるのに
本当はお受験するんじゃないかと何度もさぐってくるし、
反対に、うちもしないから来年も一緒ね♪
なんて言ってた奴がさっさと私立入れていなくなってたり。
(こいつはマラソン大会とかで絶対ゴール前で人を裏切るやつだな)

受験すんのが当たり前なんですかね?
したいひとがすれば良いと思うので
うちを巻き込まないでほしい

サイコロで足し算教えてるの!?
やっぱり受験!?

って、ちびりすはサイコロふって
出た数を競うのが好きだから
勝手に数えるのが早くなっただけなんだよー、とか。
いちいち疲れます。

最後になっちゃいましたが
娘さんのやりたいことがうまくいきますように。
自分のやりたいことがわかってるなんて
幸せな人生だ、羨ましい。
わたしなんていまだにわからないのに
返信する
しまりすさん (シウ)
2012-07-15 14:20:46
優しいコメントありがとうございます。
享楽的に生きる、っていうのがシウのやりたいことなので
そんなシウと一緒にいたわりにシウ娘はけっこうストイック。
なんでだろう・・って思います。
就職しないと人生終わり・・・
っていう考え方もわかる気がします。
何かの“安心”が必要ですもの。
でも、こんな世の中“安心”っていうのにもなんの保障も無いですよね。

東京の子どもたちは情報が多すぎて可哀想だと思う最近です。
姪や甥を見てても、
田舎の子ならまだそんなことを考えずにのんきにしているのに
彼らはもう自分の得手不得手を決めてて、それによって未来を決めてしまおうとしてしまいます。
田舎育ちのシウ娘が行っている大学の同期の学生も、そんな風に小さいころから育ってきた子がたくさんいて、
そういうのを聞くと、シウ娘は受験に左右されず、好きなことを存分にやってこれていると思います。
結果的に同じ大学に来てるならシウ娘の方が良かったと思いますが
そんな同期生の子たちが一流企業に就職を決めているのを見ると
ここで“差”が出たか?とも(笑)

シウは幼児受験の塾でずっと仕事していたし
そこに来ていた子どもたちは、まことに子どもらしかったし
いわゆる伝統的な名門小学校は
意外と子どもらしい子どもたちを望んでいたのも知っているので、
幼児受験にやみくもに反対する人には賛成してません。

いけないことかもしれないけど
世の中は平等じゃないと思います。
このご時世、
やっぱり吟味して子どもが育つ場を見つけるのは大切。

そういう伝統的な幼児受験をしようとしている方々の中の方が、
アホみたいな会話や質問、ねたみや探り合いみたいなものに煩わされないかもしれませんよ。
受験しないとしても
小学校教育の基本となる考え方を教える質の高い幼児塾の教育はすばらしいものがあります。
通わせなくても、教材の良いところだけお母様がご自宅でお使いになるのは、とてもお薦めです。

これからじっくりと子育てができるしまりすさんが本当に羨ましいです。

この4月に大学に行った長男は
すでに音信不通です・・・・。
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