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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「悪の教典」

2012-11-22 17:54:36 | 映画
予告編でほぼ流れちゃっているから
ネタバレも何もないんだけど
一点、原作を読んでない人には
ちょっとしたサプライズがある。

終始落ち着かないし
ゾワゾワする映画。

伊藤英明って好青年だけど
底に恐ろしいものがある、っていう役にぴったりだった。

とはいえ、
誰しもが心底に恐ろしいものを持っているとすれば
笑いながら平然と人を殺すというのは誰にでもハマる役どころなのか。

気持ち悪くなるよ。これ。
殺人シーンはもちろんだけど
これはハスミンという普通の人間だと思っている人が殺人を犯していくからであって
これがジェイソンやターミネータだったら普通のホラーだよね。
何が気持ち悪いって、高校生たちの“乾き”。
シレっと悪いことをしていく。
そして文化祭の準備に真剣になったり、そういう幼いところも持ち合わせているところ。
両極な感じなんだよね。

ゲイの先生と生徒の関係や
先生からの女生徒へのセクハラ、
東大進学を希望する優等生、
諸々興味深く作られたキャラクターが出てくるけど
そこを深く掘り下げるなんてことなく、蠅たたきでたたき殺されるように
簡単に死んでいくのが
もう、有無を言わせず、って感じで“面白い”。

面白くないけど。


悪の教典 - goo 映画
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