お家探訪・・その1

シウの知人である中東系アメリカ人（以下Ｈさん）。

すごく面白い。

先日ベリーダンスレッスン後に皆でお昼を食べて、
せっかく消費したカロリをせっせと取り戻していたところ、
「リサイクルショップに来ないか？」
とのこと。
聞けば、Ｈさんの家には物が溢れかえっていて、
いらないものを処分したいというわけ。

そんなこんなで、
物はどうでもいいけど、
Ｈさんの暮らしぶりに興味深々だったシウともう１人（以下Ｓさん）で
Ｈさんの家に行ってきました。

地元でも古くからの高級住宅地の中、
取り残されたような（ボロ）アパート。（ごめんね）
ポストを見たら結構外国人が多い。
（田舎のこの町ではなかなか外国人に部屋を貸さない大家さんが多いけど
　ここは大家さんがそういう考えなのね。）
で、Ｈさんの部屋の前に行くと、
既に外の廊下に物がはみ出している。
石油ストーブとか、
生死の判別不能な植物とか、
他のなんかわからないものとか。

ドアをあけてみて、
さすがの冒険心いっぱいのシウも友人Ｓさんもひるんだ。
だって、玄関もそこから続く廊下（らしきもの）も
幅１０センチくらいになっているのだ。

靴をどこで脱ぐのかわからなかったら
Ｈさんは土足でずんずん入っていく。
廊下（らしきもの）は土足らしい。
（できればずっと靴を脱ぎたくなかったけど）

靴を脱いで何かの下敷きにならない場所にとりあえず寄せ、
一間の部屋に入った。
『掃除できない人の部屋』『ゴミ屋敷』『銭金で登場する貧乏さんの部屋』
なんていうのの実物を見た感じ。

でもよく見ると掃除ができないわけじゃない。
いや、掃除ができないのはＨさんのせいじゃない。
物が多すぎるのだ。
ど～んと大きいガラスケース入りのフランス人形、
額縁に入った日本昔話のコラージュみたいなの、
でかい熊手（縁起物のやつ、本物の熊の手ではない）
隙間隙間には植物が置いてあり、
ランプ、お香、ぬいぐるみ・・・・・
もう、国籍不明、出所不明のありとあらゆるものが鎮座しているのだ。

ま、はっきり言ってシウだったら全部捨てる。

そして驚くことに、Ｈさんの万年床のようなところの横には
猫の遊び道具らしき柱と、猫のトイレ。
この狭い空間には、
酸素を吸う生き物２体（Ｈさん＋猫）！！
光合成するものが沢山！！
共存していすぎだ。。

驚きのあまり、
お世辞も言えないシウにくらべ、
友人Ｓさんは
「意外と居ごごちいいよね～」
なんて、意外なことをのたまっている。

シウの家もすごい事になっているけど
人の家のすごいことにはなかなか対応できないシウなのでした。

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また後で続き書きます。