オリンピックが終わったね。

ニュース映像とかで結果だけを追うような見方だったけど
シウもちょっと注目していたオリンピック。

１００メートル何秒、どころか、５０メートルも走れないし
息継ぎができないから５メートルくらいしか泳げないシウにとって
本当に人間技とは思えない。

ところで人間技といえば、
吉田選手。
“霊長類最強”とか言われているけれど、
なぜ“霊長類”？
人類でいいじゃん。
霊長類っていうことは、あの“ゴリラ”よりも強いってこと？
う～ん・・・・
それって、おちょくってないか？

スポーツを知らないシウは
にわかファンだから、
オリンピックが始まって、メダルを獲ってから初めて選手の名前を知ったりしてる。
たとえば柔道で金メダルの松本選手とか、ボクシングの村田選手とか・・・
っていうか、
知っていた人は水泳の北島選手、レスリングの浜口、伊調、吉田選手位なんだけどね。

松本選手の金メダル獲得のシーンで
それまでオリンピック？どうでもいいけど・・・だったのが
ちょっと興味をひかれるようになった。

松本選手の眼光鋭い迫力、垂直ジャンプ、
カッコ良かったね～
あれは日本人女子の鑑だ！

それに浜口京子選手の試合は感動だった。
３４歳。
あんな素直でピュアな３４歳っているだろうか？
負けちゃって口惜しかったけど
お父さんが「何やってるんだ～！！」って声かけたのは素晴らしいと思った。
あの場面で優しい言葉をかけられていたら、きっとますますつらかったと思う。
お父さんの言葉で逆に普段に戻れたんじゃないかな？
そのあとの「ハグしろ」「恥ずかしいよ～」のシーンも素敵。
なんとなくハチャメチャでものすごい“ハッピーオーラ”が出ている家族。
だからこそ厳しい世界を戦ってこれたんだろうな。
そして、負けちゃったけど、あのシーンによって浜口選手はメダリストと同じくらいのスターになった。

それに比べたら全然甘い話だけど
シウが中学校受験のとき、第一志望に落ちて
（っていうのも前日高熱を出したから・・っていうのを言い訳にしてるけど）
落ち込んでいたら
合格発表を見に行ったシウ父が
「高校受験まで３年しかないのに、落ち込んでる暇があるか！自分が悪いんだぞ！」
ってシウを怒った。
今なら「頑張ったことが偉い」とかなんとか言うのが当たり前みたいだけど
そんなこと、うちの“アニマル”な父は関係ない。
でもそれによってシウは「だよな～」って感じになれたのだ。


吉田選手の圧倒的な強さも素晴らしかった！
お父さんを肩車できる女子なんて、そうそういないよね。
金メダルも本当に噛み千切っちゃうんじゃないかと思ったよ。
あの迫力はやっぱり“霊長類最強”位の表現じゃないと足りないのかも。

シウみたいな“にわかスポーツファン”まで楽しませてくれて
オリンピック！ありがとう！！