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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「SEX AND THE CITY」 シーズン6

2012-08-10 07:42:18 | 海外ドラマ
家にDVD全巻あるから
みようと思えばすぐに見られるSATCだけど
なんとなくFOXで夜に放送していたのを見ていた。

それにしてもファイナルシーズンである、シーズン6には引き込まれるよ。

恋愛至上主義者のキャリーが
ロシア人アーティスト、アレクサンドル・ペトロフスキーと出会い、
(なんと、ミハエル・バリシニコフ!)
一緒に念願のパリに行く。
4人がバラバラになってしまう。
それぞれに訪れる、人生の転機。

一人の男にとどまらない主義だったサマンサが
スミスの支えでガンを克服していく。
ミランダはスティーブの母を引き取ることを決意。
シャーロットは流産を経験し、養子をもらうために奮闘する。

それぞれに成長を感じさせるエピが用意されている。

サマンサは癌患者たちの前でかつらを脱ぎ捨ててしまい、
ありのままで生きることを決める。
そのままスミスにも素直な気持ちを伝えられるようになる。
ミランダはなんとなくその“目”を気にしていた、お手伝いのマグダに認められる。
「あれは愛でした。」ってマグダに言われ、キスされるシーン。
シャーは尊敬するリズ・テイラーにならって、流産を克服。
一番自分が素敵に見えるドレスを着て、ブレディの誕生日パーティに行く。
養子を迎えるのも困難を極めているようで
ニューヨークが見たいだけで来て、養子に出す気が無い夫婦にも優しく接する。
「ユダヤ人は困難を乗り越えてきたんだから・・」と、ハリーをなぐさめる。

パリで偶然出会った、
自分のファンが企画したパーティーをすっぽかしてまで
恋人アレックスに付き合ったキャリーが
結局一人ぼっちになる美術館でのシーン。
なくしたと思っていた、carryのネックレスをDiorの中に発見。
なくしていた“自分”を取り戻す。
そこに現れるビッグ。

何もかもが完璧なエピソード。


その後の映画が2本ともラジー賞レベルだったとしても
SATCは女に大切なものを教えてくれる。

自分が“これぞ自分だ”と決めてかかっているものは
本当はそうではないのかもしれない。
心の目で見れば、大切なものは身近にちゃんと存在しているもの。
自分の真の姿を自覚しよう。

SATCの映画は同窓会の内輪話みたいなもの。
ぜひドラマの方を見てほしいな。
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