「博士と狂人」

今月のファーストデイ、
ヒューマントラスト有楽町で「博士と狂人」を見た。

全然前知識なく見たのだけど
（上映時間優先で見ることを決めたので）
メル・ギブソンが出てきてびっくりした。

久しぶり！

人類史上に輝く偉業であるオックスフォード英語辞典製作。
考えたことなかったけど、そりゃ誰かが作ったんだよね。
今みたいに何事も便利じゃなかったころ、
人の直の（？）知識がメインでここまでやれるなんてすごい。

プライドの塊みたいな人々が集う格式高い組織なのに
独学で学んだ博士号を持たない“博士”と、
優秀な博士なのに精神を病んでしまった、しかもアメリカ人が
ここまでやれたなんて。
この二人はオックスフォードの人々にとって、
女じゃないだけマシ、レベルな二人だったんだろうと思う。

ショーン・ペンの演技が怖いくらい素晴らしい。
題材も面白いけど、本作が評価されるのはやっぱりそこだろうな。

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