3月14日(金)は満月でした。「ワームムーン」とも呼ばれます。 今回の満月では今年1回目の月食が起き、アメリカなどでは「皆既月食」が見られたそうです。日本では北海道や東北などの一部で、皆既状態が終わって満月に戻りながら月が地平線から昇る「月出帯食」(げっしゅつたいしょく)が見られるものの、30分程しかなく月の高さも非常に低いため観察は難しいとの事。
アメリカの先住民は、農業や漁業・狩猟などの目安として季節を把握する為、各月に見られる満月に名前をつけました。更に満月を含む1ヶ月の呼称としても用いられているそうです。 冬の休眠から目覚めた様々な幼虫が地上に現れ、活発な生命活動が戻り始める事が「ワームムーン」の由来とされています。日本の「二十四節気」の「啓蟄」(今年は3月5日)に似ていますね。住む場所は違っても、昔の人々が季節の移り変わりを繊細に感じ取っていた点は共通しているようです。余談ですが、かつて日本では行事や季節感に由来する「和風月名」で12ヶ月を呼んでいました。風流で素敵なのですが、旧暦の時に使われた呼び名なので、季節のズレを少し感じる事があります。
話は変わりますが、「東京スカイツリー」では、「カブス」と「ドジャース」が戦う「米大リーグ」の日本開幕シリーズ (18日 ・19日/東京ドーム) を記念した「特別ライティング」が行なわれました。17~19日の19:07頃 (プレイボールのタイミング) ~24:00、「MLBロゴ」・「シカゴ・カブス」・「ロサンゼルス・ドジャース」をイメージしたライティングを5分毎に点灯。試合終了後は勝利チームのカラーが点灯されるそうです。5名の日本人選手、特に大谷翔平選手の活躍に感動しました。短い間に素晴らしいドラマがありました。
ワームムーン <3月14日 20時7分頃>

<19日撮影>MLBロゴ シカゴ・カブス ロサンゼルス・ドジャース
