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サヨコの独り言

興味のあるものを「コンデジ」で撮影しに行ったり、
街で偶然に見かけたものを「スマホ」で撮っています。

《 ミロ展 》 -東京都美術館にて-

2025年05月26日 | 展覧会
5月20日(火)の続きです。御茶ノ水の「画廊喫茶ミロ」 から神田須田町の「竹むら」 に行き、秋葉原駅まで歩いて上野駅の「東京都美術館」に行きました。この日の東京は30度越えの真夏日のとても暑い日でした。ペットボトルのお茶を飲みながら行きました。「ミロ展」は混んでいなかったので、ゆっくり観る事が出来ました。

「ミロ展」は1966年にも「東京国立近代美術館」で開催されました。その時は子どもだったので観には行かなかったのですが、家で購読していた「毎日新聞」(共催)に度々掲載されていて目にしていました。子どもの落書きの様な絵に何となく心惹かれるものを感じていました。大人になってから「画廊喫茶ミロ」に出会いました。

「ミロ」の【自画像】は「ピカソ」が生涯持っていたそうです。「ミロ」の母と「ピカソ」の母は友人で、2人は幼い頃から深い縁で結ばれていたようです。「ジュアン・ミロ」(1893年~1983年)、「パブロ・ピカソ」(1881年~1973年)。「ピカソ」の方が年上で、いろいろと影響を受けたみたいです。

傑作<星座シリーズ>は23点の内、3点が展示されていました。「スペイン内戦」や「第二次世界大戦」の戦禍を逃れて転々としながら描いたので、縦横40cm位の紙に描かれていました。掲載した<星座シリーズ>はパンフレットの【明けの明星】と美術館の入口の掲示板の【カタツムリの燐光の跡に導かれた夜の人物たち】です。

初期の絵画や晩年の着色ブロンズ作品・ポスターなど、初めて観る作品もたくさんあって見応えがありました。【オランダの室内】はパリで「シュルレアリスム」の芸術家たちと交流していた頃の作品です。撮影可能なコーナーがあったので、その作品を載せました。特に【焼かれたカンヴァス2】は衝撃的でした。カンヴァスに絵具を垂らして、踏みつけて、ナイフで切って、最後にはガソリンを染み込ませて火を点けた作品です。裏からも観てみました。130✖196cmの大作で、80歳で描いたエネルギーにビックリしました。

帰りに1階の「佐藤慶太郎記念アートラウンジ」に寄って来ました。日本で初めての公立美術館である「東京府美術館」(後の東京都美術館)の建設にあたり、「佐藤慶太郎」氏が全額を投じて実現しました。この功績を讃え、「朝倉文夫」氏による胸像が設置してあります。

            ━━━━パンフレットより(左から)━━━━
【自画像】<1919年>  【オランダの室内】<1928年>  【明けの明星】<1940年>

【白地の歌】<1966年>     【逃避する少女】<1967年> 【女と鳥】<1967年>

【太陽の前の女と鳥】<1943年>           【にぎやかな風景】<1970年>

【頭部】<1973年>              【涙の微笑】<1973年>
 
【焼かれたカンヴァス2】<1973年>       切られて焼かれたカンヴァスの裏側

【マーグ財団の夕べ】<1966年>     【バルサ FCバルセロナ75周年】<1974年>

 
撮影ポイント(2階出口) -マヨルカ島のアトリエ-      「東京都美術館」の入口


「佐藤慶太郎」の胸像<朝倉文夫・作>  -佐藤慶太郎記念アートラウンジ(東京都美術館1階)にて-


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