OMKSRU's monologue

なにはともあれ、生かされているうちは頑張らねばと、思いつつも・・・。

greeting

2010-01-11 23:39:51 | Report
Hi Guys,

I wish you and your loved ones a very happy and musical 2010!

2010 will be a busy year for Jazzguitar.be, I have lots of new
ideas in the pipeline. 2009 was a bit of a slow year for the
website because I had other things to do, like remodeling my
house and office, which is nearly finished.

2009 has been good to the forum though, thanks to you and the
other members.

That's all for now, you'll hear from me soon...

Best Wishes,


とまあ、別のサイトでの挨拶を流用したところで、ここからは日本語で。

僕が管理人のs23k16です。何人かのomksruのうちの一人ですが。
このブログで独り言ちてくれるメンバーはまだまだ沢山居るのですが、管理人としても、ご挨拶をしない訳にはいかん、との思いで書きこんでいる次第です。
ただ、僕は日本語でしゃべると話が長くなる傾向にあって、仲間内からは少々敬遠されているみたいですが、何とか肝に銘じてそこのところ、気を付けようとこの正月誓ったところであります。
どうぞお見知りおきを。

さて、基本的に僕の順番では主に、音楽の事を独り言ちる事になります。それしかないから・・・。
しかし今日は、pre-settion という事で、昨年の事を語りたいと思います。音楽とはあまり関係が無いけれど、悪しからず。「物言わぬは腹膨るる業なり」との言い伝えもありますし。

昨年は、多くの友人や、一方的に憧れていたり尊敬していたりした人々が鬼籍入りした。
○○さんや△△さんと書いても、読者は興味がないだろうから、皆の良く知っている人の事。


緒形拳。



『白野ー』、女子大の小さな箱での公演だったが、チケットがとれなかった。とても残念。昨年NHKの追悼番組でやっと観れた。普通の一人芝居だけれど(歌舞伎ではないのだけれど)最後の台詞に、大向こうから掛け声がかかった。

「~それは男の、心意気ー。」
「緒形ッ。」
新国劇は、良く知らないのだけれど、島田正吾の時も掛け声はあったのかしらん。



『ゴドー』、写真の共演者は、串田和美。調べればわかるけれど、めんどくさいので、確か2003年か04年。とてもよかった。

個人的には、『復讐するはー』のギラギラした彼が一番好きかもしれないが。
ご冥福を祈る。


筑紫哲也。



写真は左から
「こちらデスク」の頃、「週刊金曜日」創刊準備のころか?、そして晩年。
 
生前二度ほどお会いした。
1992年夏、
「週刊金曜日」の創刊準備九州地区の幹事会。
読者及び九州地区拡販員代表の一人(創刊前の読者とはおかしな話だが)として、初代編集長・発行人の和多田進氏と共に訪れた筑紫さんと、半日ほどご一緒させていただいた。
その後、「月刊金曜日」という準備号の発行までおよそ一年間、faxや手紙でのやり取りがあって、はれて創刊?された「月刊金曜日」の第二号には、僕の冗長な投稿を採用していただいた。「金曜日」の第一号の投稿として、投稿欄の最初に掲載された我が名前を見つけた時、どんなに嬉しかったことか。懐かしい。

2005年5月?(記憶違いかもしれない、もっと前かも)
 別府のビーコンプラザ。
 マイスキーをどうしても聞きたくて出張ったホールのロビーでバッタリお会いした。コンサート終了後、のこのこと筑紫さんの後に従い楽屋まで訪問させてもらった。狂喜乱舞。
その後、近くの居酒屋で酒とタバコを供に話が弾んだのは言うまでもない。「金曜日」の話よりも、その夜のマイスキーの話から始まり、(マイスキー)~(オペラ)~(リング)~(丸山眞男)~(1969年)~~(アンドレ・カンドレ)~(また音楽)~、止めどなく話が弾んだ。
驚いたことに、(アンドレ・カンドレ)を含めて、筑紫さんの膨大な交友の集合と貧弱な僕のその集合に、CAPしている部分があって、とうとう二人とも入店したときに買い求めたタバコが空になるまで話し込んでいた。
そうか(アンドレ・カンドレ)は「ニュース23」のエンディング・テーマ歌ってたもんなぁ。

そのようにして、月日が過ぎ、09年11月彼の死を知った。
TVを通して(こちらデスク)、雑誌を通して(朝日ジャーナル)、そしてまたTVを通して(ニュース23)、さらに(金曜日)、(たくさんの著書)(2回の面談)を通して僕は人生の指針を示す人に出会い、そして失った。

それでも、今でもこれから先も、筑紫さんは僕の心の中にいてくれるだろう。彼の死から二カ月余りすぎて今、「丸山眞男集」をまた読み始めた。ご冥福を心から祈る。

尊敬するもう一人の顕学、立花隆氏も病を得ているとのこと、世の常とはいうものの、心が寒い。

というわけで、長々とセンチメンタルな昨年の思いを綴ったけれど、これですっきりと今年の独り言へと進める気がします。お付き合いありがとうございました。

このブログで、色々な事を吐き出して、より良い明日が迎えられるようにと、祈りつつ、次回からは、楽しいレッスンをお届しましょう。

今夜はこの辺で、もうじき夜が明けますから。



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