私は迷っていた、次どこのお店に突撃しようか。そんなことよりも風邪気味である、咳と熱はないが体がダルい。ぶっちゃけ安静に寝ていたい。しかし男には逝かねばならぬ時があるのだ。今日は風俗デビューの後輩2人をエスコートする義務がある、こいつらの殺生権を私が握ってると言っても過言ではない。一生もののトラウマを植え付けるか、天国を見せるか、全て私の采配である。何を隠そう私は天才軍師、諸葛亮孔明の生まれ変わり(かもしれない)。世が世なら万の軍勢を縦横無尽に操ることも可能だが、残念ながら今世では風俗店を見定めることしか出来ていない。
さて、作戦会議である。後輩Aは言う「若くて可愛い娘がいいです」後輩Bは言う「安くてマトモなところがいい」。
つまりは“安価で若くて可愛くてサービスが良いお店”を所望しているらしい。何を言ってるんだこいつらは、そんな理想郷があるわけがない。存在しないから理想郷なのだ。基本的に値段の安さを求めれば質は下がる。若くて可愛い娘が格安店に存在するはずがない。値段と質のバランスがとれて満足度が高い店といえば、前回の報告書に記した場所だろう。そう、【妹クラブ 萌えリーンの部屋 】だ。 格安店でワガママな後輩ABを地獄に突き落としてもいいが自分も同じ地獄に行かないといけないことに気づいたのだ。危ないところだった。
同じお店に再突撃しても面白くないと思うだろう?しかしよく考えてみてくれ、まだ私はこの店で1人しか知らないのだ。相手の女の子が変われば店が変わったと言っても過言ではない。そして私と同じ風俗学者の報告書に「優良店だが稀に地雷あり」との記述を発見している。今ここに3人いる。今後の為(?)にも地雷を早めに特定すべきだ。ぶっちゃけ私的には回春エステのお店に行ってみたいのだが、後輩ABの「触られるだけじゃなくて触りたい!」というワガママのせいで妥協せざるをえなかったのだ。なんというか、スポーツカーが欲しいけど家族からの要望でミニバンを買うはめになったお父さんの気分である。
というわけでまた[妹クラブ]にやって来たのである。初の実地調査ということで緊張している後輩、いや、研究生(風俗学)AB。さしづめ私は引率の教授といったところか。
このお店は4階にあり、たどり着くまでにはエレベーターに乗る必要がある。我々がエレベーターに乗った直後に2人ほど同乗した。誰かは知らないが同じ店に突撃する同志である。仲良くする…わけがない。無言でエレベーターは上昇していく。
店に到着した時刻は20:20くらいであった。金曜の夜ということで相当混雑していると踏んだが、同志は4人ほどしか居なかった。さて店員が例の説明を始める(詳しくは前話を見てくれ)。下を向いて肩を震わせる研究生AB、大真面目な顔で説明する店員を見習ってほしいものだ。諸々のコース説明の後、店員が本日出勤の娘のパネルを持ってくる、12枚くらいか。まずは案内時間を気にせずに研究生Bが選ぶ(ちなみにBはバカの略)。容姿で選んだ娘は深夜0時の案内となるらしい、超人気嬢である。埒があかないので3人が同じ時間に入場できる嬢をピックアップしてもらう。これでだいたい6人に絞られた。
さぁ、研究生ABに人生初のくじをひいてもらおうか。研究生Bが選んだ後にAが迷いはじめる。Aの希望は若くて可愛くてちっちゃい娘である(ちなみにAはアホの略)。パネルには条件に合う娘が2人いる、2択である。「じゃあこれで」あ、地雷を選びやがった。パネマジが発動しそうな化粧顔をしているゾ、スペック上は20歳Aカップ157cmである。ちなみにHPの紹介文には「お顔をお見せできないのは本当に残念で〜接客が素晴らしく〜」と書いてある。つまりはサービスは良いが顔はお察し下さい、ということだ。まぁ、何も言うまい。
最後に私は残ったパネルから選択する。取り敢えずピンときた娘を選ぶと、店員が「ちょっと太めの子なんですがお客様は体型とか大丈夫でしょうか?」と忠告が入る。店員の忠告は素直に受け止めるべきだが、今回の調査はあくまで地雷を掘り返すことである。飛んで火に入る春のワイ、もちろん「太めでも全然オッケーです」と即答した。
会計の時間である。時間を合わせるために私と研究生Aは60分の通常コースを選び、入場料込みで19000円。ちなみにAは20歳学生の為に私が14000円を出した。Bが「お、先輩今までで一番カッコいいっすよ」と失礼なことをぬかす。ちなみにBは45分くらいのコースで15000円払ってたように思う。
このお店はコスチュームを選べるのだが、私は特に衣装に拘りはないので“女の子にお任せ”を選んだ。Aは“女の子の部屋着”、Bは“ワイシャツ”を選んでいた。
おもむろにコーヒーを飲み始めたBは緊張のあまりコーヒーをテーブルにぶち撒けた。Aは緊張のせいか口数が少ない。30分ほど外出(といってもコンビニに行った程度だが)し、店に戻ってくるとすぐに私の番がやってきた。さて、吉と出るか凶と出るか。
カーテンをくぐるとセーラー服を着た普通の娘がいた。全然オッケーである。部屋に入って軽い雑談をしつつ服を脱ぐ。スペック上は18歳Cカップ150cmである。年齢は聞いていないが、残念ながら18歳ではないだろう。私の下半身に搭載されたレーダーによると推定年齢22歳である。まぁ問題なし。体型はややぽっちゃり系である。店のコンセプトが「小柄でスレンダー」なので店員は忠告してきたのだろう。ただ私的には全然オッケーだ。ちょっと腹がポッコリしているが気にしない。
シャワーを浴びつつ洗口液のイベントをこなす。なぜかイソジンは省略された。バスタオルを手渡されるが、そのタオルが生乾きの臭いがして少し不快になる。
いざベッドに横になって対戦である。おっぱい大きいね〜と適当な会話をしつつさりげなく嬢を観察する。Cカップなのだが、なかなか大きめに見える。同じカップ数でも見た目のボリュームは結構変わるものだ。弱いポイントを聞くと背中が良いそうな。横になりながら背中をサワサワと、ヘソはやっぱりくすぐったいだけらしい。嬢の上体を起こして状態を調べる。これなら背後から背中を中心に攻めるべきだ。座った体勢で太ももの上に斜めに女の子を座らせる。この体勢なら背中も胸も同時に弄れるのだ。首すじから下へ下へと舌を伸ばす。ゆっくりと横たえると焦らしつつ本丸を目指す。鬱蒼と茂る密林、ジャングルに埋もれたアンコール遺跡である。さぁ遺跡の発掘を開始するぞ。
外観は特に変わったところがない。汎用型の見た目をしている。匂いチェックをすると仄かにスルメの香りがする。ほほう、そう来たか。味はややうす塩だ。舌と指によって発掘調査を実施する。うむ、毛が長く立っているので鼻に入って邪魔である。下の穴が充分ヌメッてきたので中指隊長に突撃命令を下した。ここは差し詰め五丈原の戦い、私は体調不良で死に掛けているが負けるわけにはいかないのである。中指隊長の報告によると敵陣はなかなか複雑な配置になっている。入り口がザラザラで狭く、腹側からの圧迫があり、背中側は緩やかな窪みである。なかなかの名器っぷりである。
舌技で敵陣を蹂躙しつつ手で全身をソフトタッチ、同時に別作業をするのはやっぱり難しい。なかなかピクピク反応してくれる、時折良いポイントになると脚に力が入る。だが逝くほどではないらしく、ビクビク反応しつつも敵を降伏させられない。良いポイントを聞き出そうにも、今いいとこだから後にしてオーラを放っているので聞き辛い。そうこうしているうちに10分前の音が鳴る。攻守交替、敵のおしゃぶりで即効で降伏しようとする私の短機関銃。そして奮戦の甲斐なく撃チン。早撃ちマックの名は伊達じゃない。とにかく驚いたのは口の中で吸い取ってくれたことだ。室内射場での射撃は初体験である。ともかく飛ばし過ぎないように加減しつつ発射した。体調不良とはいえ全力で発射すると喉を直撃させる恐れがあるからだ…そのまま嬢は残弾を吸い取るとティッシュの上に処理をした。どの位の量なのかは不明だが、体調が万全ではなかったので一般人の1.5倍程度しか出ていないと思う。
そのままシャワーを浴びてセッションは終了となった。やっぱりタオルが臭い、これは勘弁してほしい。お別れのハグもなく通り一遍の挨拶で部屋から離脱する。なんだろう、性格的な相性が悪かったのかもしれない。イマイチ盛り上がりに欠けるバトルであった。
ロビーに戻るとまだBが座っていた、随分と待たされている。私が帰還した直後にBはカーテンの奥へと案内されていった。取り敢えずAが出てくるまでロビーで待つ、なかなか出てこない。待つ、出てこない。Aから外のガストにいる連絡を受ける。店員の野郎「お連れ様が出てきたらお知らせします」とか言ってたのに忘れてやがる…なんてことだ。
ガストにてAと45分後に出てきたBで反省会を実施した。Aの相手は私の読み通り地雷だったらしく、年齢は27で乳首真っ黒のAカップとのこと。「同い年だ、仲良くなれるかな」とワクワクしていたAにバチが当たったようだな。しかも事前に「僕はスナイパーライフルなんで装填に時間かかるから1発しか撃てないんすよ」とかほざいていた割に27歳厚化粧で2回も発射していた。Aの相手のを聞いてコーラを吹き出してしまった。ともかく読者の諸君、化粧バッチリのパネルには注意しよう。それは地雷だ。
一方のBはご満悦である。たしか相手は158cmのCカップ20歳である。本当は20ではないようだが、相当に満足している。「穴の位置教えてもらった」と超童貞発言をしている。ちなみにこのBは相当の変態で嬢がシャワーを浴びている間に嬢の衣装の匂いを嗅いでいたらしい。本人曰く「ちゃんと嗅いでいいって聞いたから大丈夫」とのことだが、そういう問題ではない。脱いだ服の匂いフェチとはなかなか業が深い。
オナニーをした後の残弾処理の話題で盛り上がりつつ夜は更けていった。ちなみにAは涅槃スタイルで昇天し、手の中に放出しトイレットペーパーで拭き取るらしい。
Bはタオルに放出した後に手洗いして洗濯機に放り込むらしい。これは最早家族に対するテロ行為である。
名古屋駅まで歩き、この日は解散となった。そして私は翌日から愛知県を去り、福岡は久留米市に移転する。福岡の中州といえば一大歓楽街、頃合いをみて研究を開始するつもりである。
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