夫婦もんの登山日記

ここは、年配の夫婦もんが中国と九州の山歩きをしたお話を載せております

扇山(おうぎやま) 宮崎県/九州山地 標高1,662m 九州百名山

2011-09-29 18:13:10 | Weblog

前日の夜に九州縦貫道を熊本・松橋ICで下り国道218号を東進し県境の【道の駅 清和文楽邑】で朝を待つ。
早朝、再出発し五ケ瀬町に入ると直ぐに右折して国道265号を南下する、片側通行も有ったがスムーズに
椎葉村へ達した。村中手前で県道142号へ右山方向に移る、更に椎葉村役場方面を左下に分け山側に入る。

 

県道を道なりに走ると日向椎葉ダム建設中に殉死された105名の慰霊公園にでる。その谷川に日本第一号の
アーチ式ダムが満水状態で見えました。凄く大きなダム湖でした。

 

公園の反対側には水洗トイレ付き駐車場が有りました。一角に椎葉トラベルマップが立っいたので読みました。 

 

ダム湖畔を反時計回りに県道を東に登っていくと斜面からアチラコチラに滝が有りました。一か所だけ名前が
付いていたので写真を撮る。暫らく走るとバス停が有り、その角に松木林道の分岐が右に有り曲がります

 

 曲がった所に設置してあった霧立越の全景観図あり。くねくねした舗装してある林道を走ると崖崩れが何か所か
有りました。最大の土砂堆積を乗り切って、現場を見る。慎重に谷に転落しない様に進みます。クワバラ、くわばら。

 

松木林道を登ること数十分で三差路に出ました。右は内ノ八重登山口方面ですので左の松木登山口へ向かう。

三差路を曲がると砂利道に成り、至る所落石が有りますが避けながら15分進むと数十台は楽に置ける大きな
駐車場付きの扇山登山口 にたどり着いたよ。シャクナゲの時は100台は駐車出来るのではないの言いました。

 

登山口には水が落ちる竹製の水場が有りました、飲めるのかな?標識の手前を斜めに登り始めると、結構急な
登りですが長くは続かず足元も良く歩き易いです。霧立越えの一部なのでか霧がもやっています。

 

 30分位歩くと右手には廃道に近い荒れた登山道が有りましたので見送ります。落ち葉の軟らかい登山道です。

 

水源かん養 保安林 の看板が有るところは広場に成っていましたが意味不明でした。其処を過ぎると直ぐに
水量豊富な水場に着きました。登山口より此処まで水道用パイプが引いて在りました、大変ですね管理が。 

 

水場の20m上に扇山山小屋が有りました。入口には鍵が掛っていて開きません。良く見ると用心の為か取っての
横に鍵がぶら下がっていました。早とちりしなくてよかったです。山小屋から山頂まで20~30分と有りますので
先に山頂に登ることにしました。 

 

小屋から先は岩場ですので一歩一歩、歩きます。大きな岩は回り込むように登ります。よっこらしょ、どっこいしょ。

 

山頂に着きました、小広場です登って来た反対側に内ノ八重登山口と有りますが行きません。其方の方が難度が
高いそうです。それにしても霧が晴れないかな?

 

倒木の木の根っこを利用した扇山標識が素晴らしいです。景色が全く見えませんので記念写真大会です。

 

そのうち霧雨が降って来ましたので扇山山小屋まで引き返すことにしました。つぼみいっぱいのシャクナゲの中、
降りて行きます。着いたらお昼にしましょうと言いながら歩いています。

 

扇山山小屋の中です。綺麗で広いです。無人小屋では九州一の 広さと綺麗さですと中に書いて在りました。
その通りです。小屋の中にも登山口ルート概略の大看板が有りました。9月25日なのに室内温度12度です。

 

冷たいポカリスエットと冷たい御結びで体が冷えたので直ぐに下山します。中も外も素敵な山小屋です。

 

丸太組の土台に立つ扇山山小屋です。離れたくないほど素敵でした。霧立越の完全縦走の時、また来ます。

 

走るように下山しましたので、あっという間に 登山口に着きました。 

 

ルート概念図です。
クリックして下さい。

                                               

完            

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