夫婦もんの登山日記

ここは、年配の夫婦もんが中国と九州の山歩きをしたお話を載せております

石堂山(いしどうやま)標高1547.4m宮崎県・西米良村 九州百名山 

2012-04-21 11:42:04 | Weblog

   林道 米良・椎葉線から見る石堂山方面

  4月15日(日)は米良三山の一つの石堂山登山とした。米良三山とは市房山、石堂山と天包山の事です。
天気予報では一日中快晴とあり喜んでの出発です。
 難易度は星二つの高い山だが4月29日(昭和天皇誕生日)が米良三山の山開きですので登山道の整備が
終わっているのを期待しての登山です。

  九州自動車道を人吉インターで降り国道218号線へ入り東へ約40km走ると西米良の村所(むらしょ)に
着きます。国道沿いの【川の駅】百菜屋の所で右折し(日本一の木製車道橋)かりこぼうず大橋を渡ります。
 渡った所に、東屋も設置してる駐車場が在りましたので此処で仮眠し夜明け前を待ちます。

  夜明け前に起きだし百菜屋の水洗トイレを借りて洗面所も使わせて貰い、快晴の予報なので日焼け止め
クリームもたっぷり塗りました。百歳屋さん有難うございました、帰りに何か買いましょう?

 出発します。村所の三差路まで戻り右折すると国道265号線です。歴史民俗資料館の菊池記念館を過ぎ
椎葉村方面に少し走ると竹原トンネルが見えてきます。トンネルのすぐ手前にト型の三差路が右に在り曲がります。
 国道の案内板には小川へ しか書いてないので見過ごしそうでした。
曲がると直ぐの所に天包山、林道:米良椎葉線と有り間違い無いのを確認でき安心しました。

 

 道なりに行くと左の清流川の向こうに沢山の養鱒の施設が見えました、井戸内養鱒所(西米良サーモン)
だそうでした。さらに走ると右に大きく曲がる三差路がありますが右は天包山方面で左が進行方向です。
 数分かもう少し行くと井戸内峠です。この峠より左に未舗装の作業道路が有ります、約3kmの走行で正面に
登山口が現れました。

 

 今回もアプローチは難易度・星三つです。まあ~旅行と思っていますので何でも有りませんが。
登山口には簡易トイレが有りました。登山口には数台しか駐車出来ませんが少し手前と左下の脇き道に大きな
駐車場が有りました。山開きの時は全て満車になるのでしょうが今日は早いせいも有り私達の車一台でした。

 登山届ボックス内に置いて在るノートに記帳し出発します。
ノートを見ると昨日は一組だけの様子、今日は後から何組こられるかしら?楽しみです。

気持を引き締めて出発しましょう。登山口より植林地の中に作られた登山道を登りますが結構、急です。

 

 植林地を過ぎると自然林に変わってきたしフアフアで歩きやすくなったと思ったら上米良からの登山道と
合流地点に成りました。

 

 上米良からがAコースで私達が歩いて来たコースがBコースでAコースはBコースの二倍は有りますね。
ぼちぼち歩こう六合目を過ぎると尾根までは急で岩や木の根っ子を掴みながら登ります。


 

 尾根に出ると西方面が開け天気が良いので市房山が直ぐ近くに見えます。足元はガレバなので注意です。

  

 西斜面にはミツバツツジが幾つも咲いていました。尾根は暫くは緩やかで広く気持よく歩けました。

 

 急な斜面に変わり登り行くと案内が見えてきた。もう七合目に着いたの、と余裕がありました。
五合目半位の登山口からなので暑くも無く寒くもなしと言う感じかな。

 

 いい事ありそう七合目を後にして歩き南側が開けてきたら米良三山のもう一つの天包山が見えて来ました。

 

 幾つかの登りくだりを繰り返すと大分前から左前方に見えていた作業用林道にヤット着きました。
林道に出て右折し百メーター位先に左斜面に登山口の案内ありました。其処から山の中にもう一度入ります。
 林道の右側には広範囲に崩落した斜面が在りましたが作業車は注意が要るでしょうね。

 

 南西に霧島連山が見えないかな?と見ると遥か彼方の雲の中にシルエットが見えました。残念ながら
写真では判りませんね。

 

 林道から八合目までは余り難しいコースは無かったようですが何事もやればできるぞ八合目と或るので
此の先は大変なのかも知れませんねと言いながら進みます。

 

 八合目も過ぎて来ると高度も高くなり、市房山は目の高さに近く成りました。反対側の東方面も良く見え
手前から烏帽子岳、地蔵嶽それに遠くに見えるトンガッタピークは尾鈴山なのでしょう。

 

 前もって調べていたアップダウンの連続地に入って来ました。何でも山頂に見えそうなピークが次から
次に出てくるとか?幾つ在るのかな?期待します。山開きの前の為でしょうか、真新しいクサリが多くの
急斜面に固定されていました。心強いです。 

  

 先程見えたピークを越す所です。越すと又向こうに同じ様なピークが見えていますが白い花を見ています。
馬酔木(あせび)と思うよとか言いながら。

 

 数個のピークを過ぎたら平らな所に出ました。九合目だ!くるしさのりきれ九合目と書いて或るので
もっとピークが待って呉れているのでしょう。

 

 割と大きなピークがお出ましですがアケボノツツジの木にピンクのツボミが一杯付いていたのを見つけて
喜んでいます。やはり大型連休の頃が見頃でしょう、良い時に山開きをするのですね。

 

 このピークは難度が高い三点保持を確実にしないとクサリの助けが有っても大変です。そういう斜面の為
昔から固定して在るのでしょう、クサリの表面は錆びていましたが全く問題は有りません。

 

 山頂に着いたかなと言いながら登りきりますが大きなブナの木の向こうに新たに大きなピークが現れました。
何だか終わりの無い登山道に入った様な感じで笑いが自然と出てきました。

 

 地図とGPSで高度を見ると高度差100mくらいで目の前に見えるピークが山頂だと確信しました。
では一気に登るとしましょう。大きなブナの木が山頂前の目印です、今から登る方は覚えていて下さい。

 

 山頂に着きました。割と広く360度見晴らしが良い、今日は本当に快晴で登山日和でした。GWの頃は
さぞかしアケボノツツジが満開で綺麗でしょうね、花のツボミがどの木も一杯付いていました。みたいな!!

 山頂には由緒ある石と鉄で出来た祠もあり宮崎国体の時の記念碑も在りました。オートで一枚撮ります。

  

  では休憩しましょう、水分補給とエネルギー補給して景色をもう一度堪能してから下山開始します。

 九合目過ぎまでは岩場の急な降りなのでシュリンゲで安全確保しながら滑落しないように注意しました。 

 

 八合目を過ぎると作業用林道がみえてきました。一旦林道に出て、見えるカーブの所から左に再度
登山道路に入っていくのでした。

 

 七合目、六合目と走るように登山口まで降りてきました。12時40分着です、早く戻れたので村所の
カリコボーズの湯(ゆた~と)に入りに行きましょうよ。そして地元の農産物のお土産も買いましょう。 

 下山中に地元の夫婦の方と、やはり地元の五人組みのパーティーの計七人の登山者にお会い出来ました。
会話も皆さんと少しずつさせて貰いました、今度どこかでお会いするかも知れませんね。

 

   石堂山周辺図と 石堂山登山ルート図
     クリックで大きく詳細が見れます。

  

 デジブック 『石堂山/九州百名山』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジブック 『石堂山/九州百名山』標高1547.4m宮崎県/九州山地

2012-04-18 06:28:04 | Weblog

デジブックが出来ました。

夫婦もんの登山日記は今から書きますがデジブックを先に公開します。

未完

デジブック 『石堂山/九州百名山』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする