夫婦もんの登山日記

ここは、年配の夫婦もんが中国と九州の山歩きをしたお話を載せております

京丈山(きょうのじょうやま) 1,473m 九州百名山 熊本県/九州山地

2010-04-27 19:20:25 | Weblog

四月最後の日曜日は、九州山地の京丈山に登る事にした。カタクリの花で有名だそうだが未だ季節的には一寸早いかも知れません。

途中、218号線で給油した地元のガソリンスタンドの女性経営者が松橋山の会と言う山岳会の方だそうでカタクリなら雁俣山から
京丈山の縦走が良いですよと教えてくれました。 しかし往復縦走は時間が掛かりそうなので、予定通りとします。

                 幾つかのピークを過ぎ最後の鞍部に降りる前から見た京丈山


美里町から国道218から国道445に入り海抜1,000mの二本杉の峠に着く。峠の茶屋前に雁俣山の登山口は有ったけど左に
見送り約5k下ると崩落斜面の工事現場に掛かるけど丁度そこらへんの左に京丈山登山口の案内が有ります。

左の方に狭い林道に入ります。500mも行くと真正面にゲートが見え其処が何の案内立て札等有りませんがハチケン谷登山口です。
すぐ先には道幅が広くなり十台近く留められそうな駐車可の所あり其処に留めました。山の本に書いてあるワナバ谷登山口は
此処から更に5キロ先と道に標識がありましたが崩落激しく難儀するそうです。

今はハチケン登山口の方がメインでしょう。私たちは夜明けに着いたので一番着ですが、直ぐに満車に成る事でしょう。
天気が良いので多分大勢の登山者で今日は溢れると思います。

其れではハチケン谷に向かい登山開始です。やっと明るくなりかけた登山道(作業用林道らしき歩道)を気持ち良く歩きます。

  ゲートの右端の支柱を回り込み登山開始                結構、水量がある川の左側を登って行きます。
  

  こんな感じの砂利道が続き正面に目的の山が?           山すそに着くと左右に分かれるが右に進みます。
 

  右に折れてから約10分で左斜面に登山口が在りました      山道に入ると沢を三回渡ります
 

 沢を渡ると尾根近くまで急登りの九十九折れです          雁俣山からの縦走路に出会うまで登り続けます。
                                       左縦走路は雁俣山へ、右縦走路は京丈山へと分かれる
 

 バイケイソウの尾根を登り切ると大きく左に折れる         カルスト地形のピークに着くと山頂が初めて顔を見せる
    

 ワナバノ谷からの登山道と合流すると山頂は近い         直ぐに山頂に着きました。また一つ登れました、万歳。
 

山頂は割りと広く見晴らしも北方面の美里町や東方面の国見岳への縦走路が見えます。阿蘇外輪山はどこら辺かなと言い
遅めの朝食を戴きます。パン類とコーヒーと飲むヨーグルトです。美味しいね、山頂で摂ると何でも美味しいです。
山頂標識の横に在る【山ノ神】と彫ってある石像の前にはお賽銭がいっぱいです。安全登山祈願かな。

カタクリの花を探しながら登って来ましたが見つけられませんでした。しかしコーヒーを飲みながら、ふと足元を見たら一輪だけ
誰かさんがしたのか小石に囲まれて保存されていました。見れました有り難う。

          山頂から見た北方面の景色です、朝もやの中でも割と美里町あたりが綺麗に見えました。




 午前中に登山口に着きましょうと下山開始             バイケイソウの多い鞍部まで降りました


 未だツボミのヤマシャクヤクの群生地を過ぎる          直角に曲がるようなピークに戻って来ました


 ここのピークの所にもバイケイソウは沢山咲いています。しかし目を凝らすとカタクリの特徴在る二つに開く葉っぱが、在るではないですか。カタクリの花も在る筈と探すと有りましたよ。未だ日が当らないのでそっくり返って開いては居ませんでしたが見つけて嬉しかったです。



この辺りは8号目上と思われるが眼を凝らし向こうを見ると林道が見えます。京丈山への登山道に上がらず、作業用林道を歩き
続けると此処まで来れるのですね、驚きです。その先の尾根道を下りるように歩くと雁俣山とハチケン谷への分岐でした。
 

一気に急登を駆け下り林道からの登山道に着きました。後は、ひたすら林道歩きを一時間たっぷり楽しみました。
最後は林道歩きに飽いたのか疲れて中々たどり着かない感じでした。
 

 着きました、朝は自分達だけの車でしたが駐車スペースには満車状態でした。


 丁度午後零時にに到着でした。簡単に後片付けをして二本杉の峠の茶屋に向かいます。今日は奥様の誕生日です。
 茶屋では美味しい【やまめ料理三昧】としました。峠の茶屋(東山本店とうやまほんてん)の皆さん感じの良い人ばかりで最高でした。

 今度、此処を通ったら又寄らせて下さい。其の時のブログには茶屋の写真集にしましょう。


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