1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

安全衛生点検 その1

2018-06-11 13:02:13 | 日記
1. 安全衛生点検の意義
作業設備は、使用するにしたがって、最初に計画した状態(基準の状態)からだんだんとずれてくる。
たとえば、ポンプやブロワ―のような回転機械では、軸を支える軸受の温度は運転によって温度が上がっていくが、
正常な状態ならば、発生する摩擦熱と放散する熱がバランスを保ち、一定の温度(平衡温度)を保つようになる。
しかし、潤滑油が劣化をしていたり、受け軸に異常があって焼き付きを起こしたりしたら、
軸受の温度は正常の範囲を超えて上昇をする。これは「異常な状態」で早期に発見をして対策を講じる必要がある。

また、職場で働いている作業者も、疲労や心理的な圧迫感から、正しい作業手順を無視して不安全な行動をするようになる。
これも基準からはなれた「異常な状態」と言える。

これらの異常な状態を早期に発見をして修正することが、安全衛生点検の意義である。
また、機械・設備の点検は、クレーン、局所排気装置等に代表されるように、法令によって点検要件(項目、期間、点検者等)が定められているものもある。

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