【君の名は】綺麗な、とても綺麗な片想いの終わり【テシ司・司瀧】

『綺麗な、とても綺麗な片想いの終わり』（君の名は。/勅使河原克彦×藤井司/藤井司×立花瀧）

諦めなければならないのに、諦められない片想いに苦しむ司。
そんなとき、自分と同じような苦しみを抱えた勅使河原に出逢う。
最初は仲間意識から始まった二人の関係は、少しずつ甘く深いものに変わっていく。


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ご無沙汰しております。
「君の名は。」大ヒットですね！
まさか新海さんの作品がここまで世間に広がるなんて思いもしなかったですが、
本当に素晴らしい作品で、俺も4回も観に行きましたよ。

そんなブームに乗っかった……というわけではなく、単に書きたい衝動に駆られて今回「君の名は。」の小説を書きました。
テッシーが好きすぎてとにかく彼を書きたいという思いからこの斜め上を行くカップリングになりました。
なお、さやちんのことや司の指輪に関しては、この小説の中ではなかったことにされてるので、そんなの納得いかねえ！って
方は読まないほうがいいかもしれません。

好きな人が結婚して失恋…という話を書くのは実は三回目です。
決して俺にそういった経験があるわけじゃないですよ！
でも好きな人に彼女ができたってことは過去の恋愛の中であったので、書きながらそのときの気持ちを少し思い出しました。
そのときはどうにもならないことだとわかってても簡単に受け入れることができず、ただただ寂しくなりました。
忘れる手段もわからず一人で苦しんで、苛々して、世界なんか滅んじまえばいいのにって割と本気で思ってた記憶があります。
まあこの話の中にも書いてあるように、新しい恋を見つけてしまえばそんなことすぐにどうでもよくなるんですけどね（笑）
“失恋を癒す薬は新しい恋”というのは今でも俺の中にある信条です。

「君の名は。」の二次小説はおそらくこれで最初で最後になるかと思います。
次回作からはハイキューのほうに戻りますので、またお付き合いいただけると幸いです。