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由布院日記

由布院盆地内の徒歩による写真です。由布院の素晴らしさを皆様に知っていただけると嬉しいです。(時々福岡の記事になります。)

色鮮やかに

2016-03-23 19:16:16 | 由布院温泉
どのモデルさんも私が一番よと
けんかにならないように順番を着けてあげましょう
じゃんけんで時間ごとに・・・・
甲乙付けがたいですね






















今日の一日の温度差は15℃で大変しのぎやすかったです
金鱗湖にはEOS-1D+EXTENDER EF2×III+EF400mm F2.8L IS II USMを
ジッツオ三脚にセットしてカワセミを撮影しようと待機されている方にお目にかかりました
その横にはもう一台
通り過ぎる私のカメラをせせら笑うかのように・・・・
そうです 私には買えませんもの
持てませんもの重くて・・・

星も月も雲に隠れたこんな夜は露天風呂に入って一杯!
私にとって最高の贅沢です
夕食は田んぼで採った田せりご飯を・・・
では
お休みなさい

2016年由布岳南山麓野焼き 最終章

2016-03-23 13:54:18 | 由布院温泉
野焼きの大切さと危険性については述べるまでもないと思います
広大な面積を地元温湯区の方たちにより実施されました

皆さんご高齢の方がほとんどで早く次世代へ引き継がなければならないのでしょうが・・・
それにしても無事終了しお疲れ様でした

近くに
遠くに
ほどほどにと動き回りました

































 私の手元にある「由布岳南山麓 野焼き教本」(由布岳南山麓景観保全機構 温湯区牧野組合編集)の冒頭には次のように述べられています。

由布岳山麓に広がる緑豊かな大草原。そこには色々な草花や昆虫、動物たちが棲んでいます。
そして私たちにも様々な自然の恩恵を与えてくれています。
この緑豊かな草原は、私たち人間の力で守られている事をご存知ですか? 
昔、私たちの祖先は各家々で牛馬を飼育していました。
「夏山、冬里」と言われるように、どこの家も夏は山に牛馬を放牧し、柔らかい美味しい草を食べさせ、冬は里で夏の間採草した草を与えていたのです。 
また、野焼きは牛馬につくダニなどの害虫駆除の役割もありました。まさにいのちきのために野焼きを続けてきたのであり、別に「自然を守る」という大それた気持ちはありませんでした。
しかし、農業が近代化されるにつれ、人々は草原を守るために、野焼きを続けました。野焼きを行うことによって自然の破壊を防ぎ、また土地が豊になり、よりよい草が育つようになりました。
ミヤマキリシマやヒメユリなど、貴重な草花も野焼きによって守られています。それを何年も、何十年も、何百年も繰り返しおこなってきました。
この野焼きは、ここ温湯(ぬるゆ)地区の他に、大分県では久住高原や塚原高原などで、草原を守るために今でも行われています。
しかし、この野焼きは大きな危険が伴います。多くの人たちの力や、綿密な計画を立てなければなりません。様々な担当を決め、火入れに当たっては風の吹き方や火の流れ、燃え方など細部にわたって安全に行わなければなりません。
一年野焼きをしなければ、雑草が増え、野焼きが出来なくなってしまいます。この美しい自然を次世代に残すために、私たちは野焼きの技術を後世に伝え残していくため、この本を作成しました。
と、あります。

野焼きを始める前準備として
防火線切りを10m~20m幅で行い、
防火帯を切り開いてから防火線焼きを行います。

そして、野焼き当日:今日の火入れとなるわけです。
準備として、弁当は2つ、火消し棒、ジェットシュウター(水20ℓ)、ガスバーナー、すすきの松明、鎌とかずら、トランシーバーなど、相当の重装備です。

大変な仕事ですね