











(由布院温泉観光協会ホームページより抜粋)
毎年、8月15日・16日に行われる「ゆふいん盆地まつり」は、五穀豊穣を祈る「蝗攘祭」の虫追い行列でお祭りが始まります。
町のあちこちに『実盛どん』のわら人形が飾られます。平実盛は平安時代に源平の戦いで敗れた平家方の武将。
馬が稲につまずいたために源氏の兵に討たれてしまい、その怨念が害虫となって稲を食い荒らしたという言い伝えから、実盛の霊を慰め豊作を祈ります。
地区の代表者が、わら人形やたいまつを手に町内を練り歩いた後、白滝川の三角州で大たいまつにわら人形を投げ込み虫追いをします。
その後、一斉にかがり火を灯し、川沿いや田んぼ沿いに道沿いは万灯籠の火で幻想的に照らされ、納涼花火大会では色とりどりの大輪の花火が盆地の夜を彩ります。
16日は、一年間に亡くなった町内の物故者の合同慰霊祭が行われ、しめやかに「庭入り」が始まります。
各地区ごとに揃いの浴衣姿の踊り子がおおよそ1000人集まり、供養盆踊りが披露される様は圧巻です。