豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

奈良

2008年05月02日 | Weblog
これは何でしょう?

どうみても、横浜か神戸あたりの中華街で見かけるような揚げ菓子に見えますよね。
でも、これは奈良の春日大社に伝わる由緒正しい「唐菓子(からがし)」というお菓子なのだそうです。神職が作り、神様に供えられるためのお菓子だということです。やはり、古に色々なものがかの国から渡って来たのですね。


JRの奈良の観光パンフレットの1ページ目はこの写真でした。
やはり、「えっ???」と目を引きますね。

奈良には今まで2~3度訪れてはいますが、新幹線で直通と言うわけではないので、距離以上に遠く感じる場所です。京都ほど華麗ではなく、ほのぼのとした土地柄もあまり積極的に観光客を招く要因にはなっていないのかもしれません。PRの仕方ものんびりしていました。
しかし、ここに来て、パンフレット第二弾もお目見えしていました。
奈良、本気です。

奈良は、観光スポットが点在しているので、短時間で制覇するのは難しいようです。何かテーマを絞って巡るのが良いのでしょうが、かつて学んだ歴史の記憶もおぼろげになるばかり。興味深いモデルコースが示してあるのはとても参考になりますね。いつかは正倉院の御物公開に合わせて出かけて見たいと思いながらもう随分たちました。まずは、その展示を目的に足を延ばすことにしましょうか。

お水取りの迫力ある光景も実感したいし、野焼きというのも見てみたい、でも柿を食べながら、法隆寺の鐘を聞くというのも捨てがたいですね。「蘇」という古代の酪農製品も食べられるところがあるらしいです。そうだ!いつぞや、学生の身ではあまりの高額ゆえ断念した奈良公園の「茶がゆ定食」!もはや、良いお年頃。これのリベンジもしなくては、しなくては・・・。