豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

さようなら戌年

2006年12月31日 | Weblog
ブログ開始とほとんど同じ時に始まった四回目の戌年。年女も今日一日でお仕舞いです。
名残惜しいなあ・・。
年齢は特に秘密にしていないので、ことあるごとに戌年をアピールしてきましたが、それもお仕舞い。
残念だなあ・・。

もう、二、三年は年女していたかったです。
なんで???

なんでだろう?

なんででしょうね。

次は12年後ね。



2006年。
大きな別れがありました。でも、温もりもたくさんありました。

さようなら。
ありがとう!


感謝!

2006年12月30日 | Weblog
一周年記念の日です。
どきどきしながら、最初の「投稿」ボタンを押してから一年経ちました。

顔を上げてぷかぷか泳いでいた夏休みのプール。ある時ちょっと意を決してざんぶと顔をつけて泳いでみたような・・・そんな感じでした。
顔や髪を濡らすわずらわしさより、自由な世界が広がった感じがなんともいえない、そういう感覚を味わいました。

以来、けっこう好き勝手に怖いもの知らずに過ごしてきたとこのごろ特に思います。失礼なことも多々申し上げてきたことと冷や汗の出る思いです。どうかご容赦ください。
しかしながら、たまに以前の記事をたどる時、そこに居る過去の自分は恥ずかしくもなかなか面白く、また励まされることもありました。形になって残ってきたもので、こんな回数を数えることが出来るものは他にありません。こういう経験は、初めてのことです。
いつも感じていることですが、ここに立ち寄って下さる方々の存在なくしてはありえないことだと本当にありがたく感謝しています。
お一人ずつお名前をあげてお礼の言葉を申し上げるべきでしょうが、失礼があっては申し訳ないので、あえてみなさまという言葉で感謝の気持ちを捧げたいと思います。

「 みなさま、ありがとう!! 」

ことさら一年を祝うとか記念するというのもおこがましいのですが、なにより、みなさまに感謝したくて、ここに一周年のご報告をさせていただきました。
どうぞ、これからもよろしくお願い致します。

まもなく、新年を迎えます。
新しい年が、健やかで明るく楽しいものとなりますように。

冬の本格的な訪れを迎え、桃色の豚さんの動きもやや鈍くなっています。時々豚眠しながらぼつぼつ春まで歩いていこうと思っています。また、お時間の許す限りお立ち寄りくださればうれしいです。


我が家の長女が、今日20歳になりました。
無事に成人してくれたことは、これも周りの方のお陰だと心から感謝する次第です。おっかなびっくりで初めて対面した時の、紫色の手のあまりに小さかったことも鮮明に思い出されます。あれから二十年が経ったなんて、信じられないような気がします。一日一日が積み重なることの尊さというものを、改めて感じました。

餅つき

2006年12月29日 | Weblog
28日は恒例の餅つきでした。前日からおでんの仕込みにかかった私は、夕がたの時点で朦朧状態。一日遅れで、そのご報告をしてみたいと思います。
私の実家では、毎年年末には親族一同打ち揃って餅つきをするのが慣わしでした。
小さい頃は、数家族が集うにぎやかなイベントでしたが、今では妹の家族とうちの家族と両親とのかなり小規模な催しとなりました。
それでも、昼時にはかなりの人数がおりますので、その手配も大事な用事です。当日は、お昼のことよりお餅のことでみんな頭はいっぱいなので、いつもはあらかじめ大量にカレーを作っておきます。今年は熟慮の末購入したおでん鍋がありますので、それをご披露することにしました。なにせ、購入する時の最高意思決定機関のメンバーであった妹の手前、姉がいかにそれを有効活用しているかを示す必要もあったのでした。

まずは、餅つき。
一晩水に浸したもち米を、蒸し器(「蒸篭」セイロ)で蒸します。じゅうぶん蒸したもち米を臼のなかでしばらくこねた後、つき始めます。


二、三年前から餅つきの担当は、虎子とウサオです。つき手と手水の呼吸も年々あってきました。この分だと「ジャパニーズ餅つきショー!」として外国遠征も夢ではないよとおだてる母二人。


一臼めはお鏡と水神様のお供え用。次にあんこ餅。


その次に平餅を丸めます。

  

出来た!

 
お昼用のおでん。間仕切りを忘れたので間が抜けているとブーイング。ウルサイなーもー。
入れたいものがあったら持ってきてね、という私のリクエストに応えて一品加える妹。さて、何が加わったのでしょう?


雪が舞う中、帰宅して爆睡。一夜明けた今朝はうっすら雪化粧でした。お餅は冷凍して保存しておくと解凍すればつき立ての状態に戻ります。凍ったお餅を保存袋に小分けして最終作業も終わり。これにて今年も一件落着!


新鮮!

2006年12月27日 | Weblog
塾長さんのブログで、恒例の「食べ比べ」が行われていました。
お題は、チョコレート。

これは、心がはやります。
気になるチョコをGETしに行きましたが、当地ではなぜか販売中止になったと記されていた温州みかんも黒糖カカオも、なんの変わりもなく並べられており、新顔のカシスチョコなどは影も形も見当たりませんでした。
最新情報の伝播には、現代でも時差があるのでしょうか。

試したかったものを手に出来なかったので、変わりに、この冬一番気に入ったチョコレートの紹介をしたいと思います。
明治の板チョコといえば、ああ・・・と目に浮かぶ同じみのパッケージがありますよね。先日出会った明治の板チョコは、なんと全面ピンクに覆われて、いったいどうしました???というお姿でした。


いちごたっぷり。70%!
中味は、半端なくいちご感が溢れていました。



今日、改めて値段を見に行きましたが、もはや影も形もありません。
もしや、幻だったのでは??

見慣れたものが、見慣れない装いをしていると、何故か新鮮!でした。
時には、イメージチェンジも必要なのかも・・・ですね。

アルゼンチンババア

2006年12月25日 | Weblog
薄さと挿絵に引かれて買った本のタイトルです。もちろん作者も好きですが。
「完璧な幸福の光景を描いた物語」なのだそうです。



不思議なお話でした。どこの町にもありそうだけど、絶対に探せない種類のお話かもしれません。冒頭の、母親が亡くなってすぐの主人公の感慨が印象的でした。

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お母さんの体からお母さんの魂がいなくなった時、私はその冷たい体を見て何回も思ったのだ。
「ああ、お母さんはこれに乗って旅をしていたんだ」
だから、私も、私の体をちょうど車をメンテナンスするように大切に扱うようになった。ガソリンはハイオクなのかレギュラーなのか、山道には強いのか、雪が降ったらどうするのか、どういうもので塗装したらいいのか。燃費の悪い食べ物は何で、どう負担がかかるのか。自分の肉体は車だと思うとすごくわかりやすくなって、私は以前よりも健康になった。
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健康に気を配るということに面白い理由付けが加わりました。私の場合、ワックスもかけずほこりまみれで走らせているようなものかもしれません。ブレーキかけたまま走ったり(たまにあるけど)、急に加速したり、のろのろ走ったり。車の身になってみるとたまったものではないでしょうね。
せめてゆっくりお風呂にでも入って、リラックスさせて磨いてやることにしようと思いました。

まず手始めにお手入れに余念のない娘のボディクリームを借りることにしました。足の引き締め用です。
心もち大目に搾り出して、ふくらはぎに塗り塗り。
すーっと、気持ちよくなるはず・・なのに、なにかへん。
もう一度チューブを確かめると、「REMOVER」ですと。

脱毛ではなくて脱力です。
急いで、お風呂で流しました。
慣れないことは危険です。


クリスマスイブ

2006年12月24日 | Weblog
残念!
クリスマスツリーは、出せませんでした。
なんだか、あたふたしてばかりの12月。ゆっくりツリーを飾って、この日を待ちたかったのですが、一日あたり24時間では、ちょっと無理でした。先を見通す計画の立て方ができなくなったのかもしれません。足元だけを見て歩いていると躓きそうですね。
ともかく、クリスマスイブ。
何故かクリスマスイブ。
なにはともあれ、気持ちだけは楽しく一日を送ることは悪いことではありません。
街は既に11月からクリスマス。グッズもたくさん溢れていました。日本では12月が二ヶ月あるみたいです。

そんな、クリスマス。
せっかくですから、夕ご飯はイブバージョンです。クリスマスに因んだパンを買ってみました。左はデンマークのクリスマスのパン。チョコレートとアプリコットジャムが入っています。名前は・・・なんだったかな。真ん中は、サンタさんですね。右は、シュートーレンです。木の実やドライフルーツが入った重いパンです、外は砂糖ごろもがかかっていて日持ちがするパンです。


チキンのローストと温野菜。ミネストローネにいちごとラフランス。麦の形のパンとオリーブオイル。クリスマスのケーキに、今日はこれ!


だってだってだってだって日本人だもん。



メリークリスマス!
楽しい日々がたくさん訪れますように。


「おまけ」
世界を駆け巡ってプレゼントを配っているサンタさん情報

windに関する一考察

2006年12月23日 | Weblog
ノロウィルスの脅威が連日報道されています。インフルエンザの予防注射をし、やれやれ一安心と思っていたら、この騒ぎ。インフルエンザと違い、一度罹ってもさらにまた罹る可能性があるとのことで、日にちの替えが無い受験生を抱える身としては、かなり不安な日々です。どうにかやり過ごすべく手洗い・うがいを励行してはいますが、不安は消えません。お年寄りや小さいお子さんのいる家庭も同様に心配な日々を送られていることでしょう。

まだノロウィルスという名前が影も形も無かった頃。乳幼児期からうちの娘たちは12月に入るときまって「お腹にくる風邪」をひいていました。吐き気と腹痛。食欲が無くなり何を食べても飲んでも吐いてしまいます。かろうじて氷砂糖ならなめていられるという状態でした。ウンチは白っぽくなり、この風邪に罹った子達を前に毎年本格的な冬の訪れを感じていたものです。同じ時期に大人もなんだかお腹が張ったような居心地の悪さを感じてはいました。今話題のノロウィルスとまでは行かなくても、同じ種類の風邪なのではないでしょうか。

この「お腹にくる風邪」が、数年前私を直撃しました。家族のうちでただ一人、何故か私だけを襲ったのです。
夜中に突然目が覚めるや否や、強い吐き気に襲われ、トイレに立った後は起き上がれなくなりました。激しい腹痛と吐き気で一週間寝たきりで過ごすことになったのです。
喉を通るものは、ポカリスエットとイチゴのみ。イチゴも硬いタイプはだめで出始めだった「あまおう」なら少しずつ食べられると言う状態。何を着ても布団を何枚かけてもコタツを入れても寒くて寒くて生きた心地がしませんでした。
点滴を受けるために通院するときは、タクシーに転げるように乗り込んで、うめきながら病院へ。病むとはこういうことなのだと実感した日々でした。

その経験からの一考察。「おならが臭くないとこの風邪を発症し、臭いと発症しない。」・・・のではないか?
例年、冬になるとお腹が張るような違和感とともに経験するのが極めて妙なるにおいのおならさんです。「だれ???」と詰問する毎日でしたが、発症した私だけはそういう状態ではなかったのでした。つまり、その臭いおならはウィルスに討ち勝ったことの証ではなかったのかと考えるわけであります。

その後も冬になると同じような状況を迎えますが、その年以来、順調におならが臭いと安心する我が家なのです。
まったく医学とは無縁の私のおぼつかない仮説ですが、系統立てた勉強をされている方がこれをどのように解釈されるのかとても興味があります。医学の進歩の一助になるのなら、サンプルの提供もやぶさかではありません。
専門外の観察と、専門家の賢察。両者がうまくかみあって、文明の進歩に益することもあるのではないか・・・と思う次第であります。




京都の和菓子

2006年12月21日 | Weblog
南座から八坂神社の方に向かって歩いて行くと通りを挟んでお菓子処『鍵善』があります。
ここの和三盆を固めて作ってある菊寿糖は、食べるとシアワセになれる魔法のお菓子です。いつもはお土産として我が家に降臨するそのお菓子を買い求めに行きました。


和菓子屋さんの鍵善ですが、奥は喫茶店になっています。そこの名物「くづきり」を頂いてきました。蓋に鍵の描かれた大きな塗り物に入って恭しく供されるくづきり。器の立派なことにまず驚きます。黒蜜と白蜜を選べますが、黒蜜を選びました。平たくてこころもち太目のくづきりが冷たい水の中で泳いでいます。本来は、夏の食べ物なのでしょうね。観光客用に冬も用意されるようになったのでしょうか。暖かい店内で頂く冷たいくづきりは、季節感はともかくとても美味しゅうございました。大満足!

 


続いては、南座の右隣にある和菓子屋さん『祇園饅頭』のお好みのつめあわせです。上の葉っぱが椿餅。左が栗大福。右の棒状のお団子がおしんこ。肉桂(シナモン)とプレーン?の二つの味です。


椿餅は、こんな感じ。桜餅の椿バージョンといったようなお菓子ですが、粒粒の道明寺がとても細かくて滑らかです。右は、今回初めて食べた栗大福。これが美味しかったです!和栗感溢れる風味。漉し餡との相性も絶妙です。

 


中はこんな風になっていました。



はっ!!
ダ・・・・ダイエット期間だったんだ。