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世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

貴族のご帰館

2025年07月25日 | 日記
心療内科デー。
退勤後、偶々一緒になった経理マンと駅まで歩く。
ひょんなことからB'zの話になり、思わぬ大盛り上がりになった。
1990年にリリースされた「BREAK THROUGH」の表題曲が「サラリーマンの応援ソングそのもの!」とか。

んでもって今日は金曜日なので駅そば。
期間限定のねばねばしたそばにした。
腹持ちの良いコロッケもトッピング。


心療内科の診察では話すことがなくて困った。
いや~、最近の私にはストレスがまるでない。
なのでクマ医師からいろいろと質問をされるタイプの診察に。
・白杖に就いて→慣れた。白杖ユーザーになって転ぶことがなくなった。前方から歩いてくる人とぶつからなくなった。ミナクル。
・睡眠に就いて→よく眠れている。今朝は自分の涎の冷たさで起きた(クマ医師、爆笑)。
・ホットフラッシュの有無について→エアコン25℃設定+薄手の布団+クマ医師からもらったアイスノンで対応しているので問題なし。

その他、歯医者の定期健診で歯茎の腫れを指摘され、抗生物質を飲んで腹痛があったことなどを話した。

週に一度、こうやってプロに心をメンテナンスしてもらえている。しかも1割負担で。私は恵まれているなと実感した。

会計時に受付嬢とお喋り。
私のヲタを披露。
「いや~、あの、ほら、『下妻物語』ってありましたでしょう?あの原作者の嶽本野ばら先生が好きで。はい、好きすぎて。好きなんですよ」
と呆けたように述べると、受付嬢は
「ああ、深キョンとアンナちゃんのね。…野ばらさんは女性なの?」
と訊いてくるではないか。
いやあね、もう野ばら先生は性を超越した存在でだな。神なの。神に男性も女性もないでしょ?でも戸籍上は男性っぽい、ということを熱く話した。
本気で「下妻物語」を観たがっているのでDVDを貸してあげても良いのだが。

そんなことを考えつつ、駅前の喫煙所で一服して帰宅しようと暗い夜道を歩く。

前を歩く男性が私をチラチラと振り返り私を見ている。
「あ、これはきっとまずいやつ」

白杖を持つこと=「私は弱者です」っというプラカードをさげるようなものなので、以前より一層、つきまといや痴漢には気を付けるようになった。
なので今回も第六感が危険を察知。

コンビニに逃げ込む。

つきまといはコンビニの駐車場に座っていた。
私が来るのを待っていたっぽい。(横目で確認した)

買い物をする。いつものお兄さん(Nさん)だ。お金を払い、震えながら言う。
「私は視覚障害者なのです」
するとNさんは
「あ、はい」
と知っている感じだった。ふだんの私の様子からわかっているっぽい。
「でね、今ね、つきまといに遭っているの」
と言うとNさんはバックルームへ。
防犯カメラで確認してくれた。その結果、やはりつきまといは外から窓越しに店内を窺っている模様。
「じゃあ110番しますね」と私は震える手でその場で通報。
私が電話をしてる様子から危険を察知したつきまといは撤収したっぽい。
3分後にパトカーに乗った警察官3名が来た。
1人はNさんとバックルームへ。防犯カメラをチェック。
2人はパトカー内で私の事情聴取。
20分ほど、状況や住所、視覚障害の程度を聴取される。

警察官2人に挟まれてマンションまで送ってもらった。
なんというラグジュアリーなご帰館なの?私、貴族?

「警戒を徹底します。防犯カメラに映っている男がいたらすぐに職質しますので、安心してください」
イケメン警察官が言う。実に頼もしい。

マンションに到着。
「今夜は暑い中、本当にありがとうございました。お手数かけました」
そうお礼を述べてマンションの自分の部屋に入った途端、どっと疲れが。
深夜1時。

迷惑なつきまとい野郎。
今度また迷惑行為してきたら110番するからね♡

ばーか!!

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