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世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

ポチった~!!

2025年06月25日 | 日記
朝から大雨で霹靂してしまう。
気温は低めで、幾分過ごしやすいものの、じめじめとした空気がまとわりつくような不快感をもたらす。
この湿度は、まるで私のやる気を静かに吸い取るかのようだ。

普段、私はバーバリーの傘を愛用している。新卒の夏のボーナスのあと、新宿の伊勢丹で購入したものである。
しかし、今日は気分を変えようと、Francfrancで購入した花の傘を選んだ。
愛くるしいこのデザインは、曇天の中でも小さな明るさを提供してくれる。かわゆい。



出勤途中、ふと視線を上げると、通りすがりの中学生が同じ花の傘を手にしていた。
瞬間、心中で「仲間だ!」と叫んでしまった自分に苦笑。
無論、不審な行動に出ることはないが、こうしたささやかな偶然が、日常に一瞬の軽やかな喜びをもたらす。
雨の日特有の重い空気の中でも、こうした小さな出来事が心を軽くしてくれる。


夕食は駅そば。
お好み焼き風かき揚げそば。
たぶん食べ納め(期間限定)。



このメニューは5月の発売以来、週に一度は必ず食べていた。
復活を願う。


全盲(中途失明)のヴァイオリニスト穴澤雄介さんの「見えなくなったら、希望が見えた」、読了。
穴澤さんを妊娠中に風疹に罹り医師からお腹の子は障害児になるかもと言われたお母さんが堕胎を考えていたのだが、お父さんに「心臓が動いているし、気が進まない」といって止められた。だから自分は生まれてこられた、という下りが読んでいて胸が痛かった。
でもそんな残酷なことを跳ね返す力が穴澤さんにはある。人生がそれを物語っている。

ウサギ(天才)にもカメ(努力家)にもなれない者はどうしたら彼らに勝てるのか。

→同じレースに立つのではなく、彼らとは違うコースを見つけて生きる。
これが穴澤さんの流儀。まさに目から鱗。



最高にロックな一冊だった。


母とLINEで通話。
長期旅行の行先を考えているのだが迷ってしまっていることを話した。
すると、
「暗くて真面目な旅も良いけど、旅行は明るくて楽しいのが一番だよ」

そんな母ヨーコたんの一言で決めた。

通話を切った後、さっそく障害者アプリ「ミライロID」で行先をポチったもんね!!!\(^o^)/
かなり安く旅ができそうでホクホク。

穴澤さん流とは比較にもならないが、障害を逆手にとって私も自身の人生を上手にサバイブしていきたい。


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