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育児版 黒野コーチのテニスDEポン

ストライダーは子育ての縮図!!
パラリンピアンを育てたテニスコーチが子供をCEOにするまでの必要なこと発信してます。

テニスコーチにプライドはいらない

2017-03-02 08:04:37 | テニス


昔の記事を読み、皆様のコメントを読み、今まで自分の周りにいてくれた方に感謝しています
覚書みたいなものなので、気が向いたらどうぞ

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓読んでみてくださいね。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://ameblo.jp/ryo7black/entry-12515569524.html?frm_id=v.jpameblo&device_id=8d2a487cb708446680fd8bedc0aef1b1

限界は自分で作るもの Never make your limit of your own

2017-01-31 00:23:58 | テニス

【限界】げん‐かい

物事の、これ以上あるいはこれより外には出られないというぎりぎりの範囲、境。限り。
「能力の限界を知る」「体力の限界に挑戦する」[用法]限界・限度――「疲労が限界(限度)に達している」「限界(限度)を超える」などでは、相通じて用いられる。
◇「限界」は、それ以上進めなくなるところという意が強く、「限度」は、あらかじめそこまでと限られたところという意が強い。
◇「体力(能力)の限界を感じた」は「限度」に置き換えられないし、「有給休暇は二週間を限度とする」は「限界」に置き換えられない。
◇類似の語に「極限」がある。「極限」はぎりぎりのところという意が強く、「能力の極限に挑む」などのほか、「極限状態」のような熟語も生む。
   ≪デジタル大辞泉の解説より引用≫



【車いすレッスンにて】

彼は体を前後に振り、車いすを漕いでいる。腹筋を使い体を前に倒したり起こしたりしている。
体の後ろの方からホイールリム(車いすテニスの車輪についている金属製の輪っか)をつかみ前方に投げ出している。
3週間前の体験レッスンの時と比べると別人のようである。たった3回目のレッスンでの違いに付き添いの奥様も驚く程の進化した姿であった。



【3週間前】

体験レッスンで車いすに乗ってコートを走る練習をしている彼は、テニス用の車いすに移り変わるのに相当の時間を要していた。
車いすを漕いでも遠心力で体は自身の手で支えないと耐えられないようだった。ホイールリムも小さな範囲しか漕げないほど力が伝わっていなかった。
これは経験で何とかこなせる様になると思ったのだが、自分が上半身もうまく動かせないと言っていた。
「腹筋は使えますか?」僕が尋ねると「動かせません。」と言った。
体を横に倒したり後ろに倒したりして反応を見た。少しだが、腹筋は使えると僕は体の反応から察した。そこで、こう提案した。

「事故をして動かなくなってから足を動かそうとしましたか?」この質問に彼は「いいえ。」
そこで僕は、彼の両ひざに手を置いて「体を横に倒してください。」すると、身体は骨や筋や筋肉でつながっているので足が動いたのです。
これを見て感じた彼は言いました。

「あ、動いた」

動かないと思っていた本人が驚くほどなので、相当動かせないと思っていたのでしょう。



【腹筋を動かしてみましょう】

間髪入れずに、

「今度は手を使わずに身体を前後に動かしましょう。そう、腹筋を使ってみてください。」

自分自身が感じる、腹筋を動かすイメージができるまでに時間はいりませんでした。

「この感覚を家で次のレッスンまでに練習してみましょう。何の為かは、ご自身が感じてください。
健常者がやる腹筋運動と同じことは要求していません。少しでも動くのなら鍛えられるはずです。
健康な方も2週間入院してベッドに寝たきりになると、体の自由が利きにくくなるのと同じです。」



【メンタルが腹筋を動かしました】

この表現は、専門家からするとおかしいかも知れませんが、僕が車いすテニスに携わるきっかけを作った方が当時こう言いました。

「動かせない部分があるだけで、動かせる部分をフルに使いたいんです。」

僕は、この言葉がきっかけで車いすテニスとテニスコーチ業にのめり込んでいきました。



【限界は自分次第】

腹筋を使うようになった彼は、使えなかったのではなく使わなかったことで動く限界を勘違いしていたのです。
ましてや限界を超えたわけでもありません。自分が限界を作っていたのです。
レッスンを始めて3回目にして高価なオーダーメイドのテニス用車いすを購入する目標も彼は立てました。

自分の限界は、未知数だと思いたいですね。

僕の受け持っている生徒様皆さまの限界も僕は定められないままでいるんですよ。
自分は初心者だから初心クラスのままでいいんだと思っている方、限界を作っていませんか。


公益財団法人 吉田記念テニス研修センター ル・クラブプログラム責任者 普及車いすテニス 黒野龍太

テニスの大事な5つの順番 Five points that are important in your tennis

2016-07-29 00:18:11 | テニス

ここでは、5つのポイントでお話をします!

テニスの全てのショットを、完成させていくために、目指していく順番があります。

…というか、僕が気をつけていたり、指導するときの目安としたりしています。





① (IN)とにかく入れる

まず、大事なことは、コートに入れるということを目標とすること。
いいフォームや入り方ではなく、入ればいいということです!
フレームショットでもOK!

ここからスタートです!







② (SIDE)左右のコントロール

コートの幅や、人がいないところを、2次元的に把握すること。
そう!隙間に狙えるかどうかとか、相手を振り回すとかをできるようにする。

横の打ち分けは、スイングが安定しないと、あっちこっちにいっちゃうもんね!







③ (LONG)長短のコントロール

今度は、相手を前後に振り回しましょう!ボールの強さでの長さのコントロールではなく、
高さを意識した長短をできる方がいいですね!
これで、相手の振り回すバリエーションがかなり増えます!

ロブやドロップなどを織り交ぜる。少しづついやらしくなってきましたネ!







④ (SPIN)回転でバリエーション

次は、前後左右を色々な回転をボールにかけることで、バウンド後の振り幅を広げます!
スピンで、弾ませる。スライスで、滑らせる。
など、3次元での振り回しに、バリエーションを増やします!

これができるようになると、上級者に一歩近づきます!







⑤ (POWER)それぞれを、パワー&スピードアップ!

①~④ができていないのに、これを求めると、ミスの山を築きます!
一発の快感を求めたくなりますが、じつは、もっと上のいい感覚があるんです。
①~④のショットをどんどん、パワー&スピードアップをして、
高次元での安定を求めていきましょう!

各ショットのパワー&スピードは、慎重かつ着実にしていかないと、悩む原因を作ります。

自分が何ができるのかよりも自分が何をしてあげたいかが重要 The most important thing is what I want to do for YOU

2016-07-19 21:21:25 | テニス

お客様にサービスする。どうしたら、サービスになるのか、考えてみました。


①自分は、お客様に【何ができるのか】だけを始めに考えると自分主体に、サービスを押し付けることになりかねません。


②お客様は何がして欲しいのか、何を喜んでくれるのかを読み取り、その中で【何をするべきか】を考える。この少しの工夫が、なんでもないように感じますが重要な気がします。


レッスンも同じです。

毎回、お客様に同じ質問を繰り返します。「何か困ってませんか?」「調子はどうですか?」すごく大雑把な質問です。レギュラーのお客様にも毎回質問します。


その質問もせずに、レッスンをお客様のために考えて、組み立てたメニューをコートに持って行きそれを遂行する。うまくメニューが行われる様に、そのショットを下ごしらえする。ついてこれないお客様はできない自分を感じて落ちこぼれ感覚でレッスンを終える。その後うまくいかないところをアドバイスする。コーチや他のお客様に迷惑をかけたと感じさせるレッスン。僕は、このグループレッスンを始めにコーチングとして覚えました。
この流れで行うと①の様なレッスンになりやすいんです。何年かぶりに、研修生に簡単レッスンの流れを伝えるためにやってみました。大失敗。笑顔が消えたお客様がいました。そのフォローはキャリアでできますが、一回しか受講しない可能性のある体験レッスンのお客様には絶対にできないでしょうね。
今、絶対にこの流れでしません。グループレッスンをうまくおこなうためのコーチのやりやすいやり方です。

今僕がするレッスンは、その日の全てのお客様と会話をしてから、メニューを落とし込みます。テーマは、初めから決まっていますが、内容をお客様の今日の調子を読み取り作っていきます。これが、②のサービスになると信じてやっています。レッスン以外でもお客様との会話で、考えや要望をインプットしておきます。グループレッスンでありながら、お客様自身のためのレッスンになる様に努めています。


まだまだ、進化できるように頑張ります。この記事を数年後の僕が見たら、まだ若いな〜と言える様に頑張ります。


公益財団法人 吉田記念テニス研修センター 普及部門責任者 黒野龍太

車椅子テニスを通じて Wheelchair tennis

2016-07-13 04:13:33 | テニス

自分が成長出来たと感じるのは、全てテニスという素晴らしいスポーツに出会えたことによるものです。弱い気持ちを払いのけ、気持ちを奮い立たせることができるのも、テニスがあるからです。

なぜ、テニスなのか。(車椅子テニスがメインな記事となりますが…)
自分のテニス経歴を書いたページがあります。よかったら読んでください。ページのネーミングは自分の夢であります。今や車椅子テニスは世界中に広がっていますが、パラリンピック以降にも日本をはじめ世界の方がこれらの選手や関係者がいることを忘れてしまわぬよう…という気持ちからです。
https://m.facebook.com/wheelchairtennis.kurochan/

自分は、会社の一社員ですが、これから世界を動かすことになるであろう会社に勤めています。

毎週、火曜日記事がアップされます。ご期待ください。ご質問やご意見もお待ちしております。