♪♪♪ いつでも るんるん ♪♪♪

30歳右乳癌(3A期)全摘、再建
43歳左乳癌(2A期)温存、左腕リンパ浮腫

いつでも、るんるん気分で前向きに♪

ピンクリボン

2005-09-03 07:38:15 | 乳癌体験記その後
朝日新聞で、

乳癌の記事を見つけた。(記事一覧一番下の「千葉の女性・・・余命半年」)

見落とされた乳がん。
31歳くらいで子供を産んだ後しこりがあって、乳腺症と言われ
36歳くらいに受けた乳癌健診でも、なぜか産婦人科医が視触診するだけだったという。
その2年後に、しこりがはじけるような痛みを感じ、病院へ行ったところ
乳癌でリンパ節転移が多くあり、肝臓に転移して、余命半年を宣告されたという記事。

その反響は大きく、「私も、私の家族も、同じような体験をした」という
お手紙が朝日新聞に殺到したという。

他人事じゃなかった。
私も産婦人科医で乳腺症と言われ、それでもかじりついて外科へ行ったのだ。
外科でも良性だと言われたが、腫瘍摘出の結果悪性だった。
私の主治医(外科)は、産婦人科の看護師に
「彼女はラッキーだった」と言ったらしい。
自分でかじりついて、早期(?)に発見できたことがラッキーだったんだろう。

産婦人科だって医者だ。
一般市民は、乳房にしこりがあったら、どこへ行けばいいかなんて
知らない人が多い。私も最初は産婦人科へ行った。
産婦人科医師は専門ではないのに、どうして健診医師を引き受けているのだろうか。
私の産婦人科医師は「がんだったら外科だ」と教えてくれたから、
私は外科の扉を開いたのだ。
もしあの時、「外科」という言葉も聞かず、ただ「大丈夫、乳腺症だ」とだけ言われていたら・・・

人の命を預かる職業の方は
言葉の重み、責任を、しっかりと感じて欲しい。



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